LNP の組成
RNA ベースの治療薬は、送達に脂質ナノ粒子(LNP)に封入された mRNA を使用する新たなクラスの医薬品です。 完成した医薬品の安全性と効能を保証するために、LNP システムの個々の脂質成分について、組成、比率、分解に関する特性解析を実施する必要があります。
- アプリケーションノート:脂質ナノ粒子の成分分析(英語)
- アプリケーションノート:LNP 組成の最高の分離能のためのクォータナリメソッド開発
- アプリケーションノート:LNP 成分分析のためのカラムスクリーニング(英語)
mRNA-LNPワクチンや治療薬の開発は複雑であり、最高品質の医薬品を確保するためには高い精度と信頼性を備えた分析手法が不可欠です。
アジレントの機器、ソフトウェア、消耗品、およびサービスは、重要品質特性(CQA)のモニタリングを包括的にサポートし、堅牢な特性解析メソッドの開発を効率化します。
LC/MSや自動電気泳動をはじめとするアジレントの先進的な分析技術により、同一性、純度、含有量、完全性などの評価を効率的に実施でき、 メソッド開発における最適化の負担を最小限に抑えます。さらに、高い特異性と精度を備えた分析結果を迅速に提供することで、 信頼性の高いデータにもとづく意思決定を可能にし、医薬品開発のライフサイクル全体を支援します。
アジレントのソリューション:

シンプルなラボ設備を使用して前臨床研究用の IVT mRNA を小規模生産するための、検証済みのエンドツーエンドプロトコルについて取り上げています。

耐熱性酵素で 5’ 末端オリゴヌクレオチドを迅速に遊離することにより、LC/MS での mRNA キャッピングの分析を 75 分以内に完了できます。

RNA ベースの治療薬は、送達に脂質ナノ粒子(LNP)に封入された mRNA を使用する新たなクラスの医薬品です。 完成した医薬品の安全性と効能を保証するために、LNP システムの個々の脂質成分について、組成、比率、分解に関する特性解析を実施する必要があります。
DNA テンプレートから最終的な医薬品にいたるさまざまな段階で、mRNA 分子に特有の特性について、同一性、含有量、完全性、純度などの CQA を評価する必要があります。これは、品質を確保し、規制項目に準拠するためです。


細胞ベースアッセイでは、細胞の取り込み、エンドソームの放出、および mRNA の翻訳可能性に必要な LNP の機能特性がわかります。 タンパク質発現量を評価することで、取り込み、エンドソームの放出、および翻訳可能性に対する製剤の影響を特定できます。
Agilent Fragment Analyzer Systems は、自動キャピラリー電気泳動を使用した IVT mRNA のサイズ、濃度、完全性の評価に有効です。研究結果から、システム、メソッド、および室内再現精度が完全性分析に十分に適していることがわかりました。また、このシステムは、広い濃度範囲にわたって良好な直線性を示し、安定性評価ツールとしても有効であることが実証されました。
Agilent BioTek Synergy LX マルチモード・プレートリーダーは、UV 検出と蛍光法により核酸をマイクロボリュームアッセイフォーマットで定量できます。蛍光法を使用することで、汚染種の存在が疑われる場合も特異性を確保できます。また、マイクロボリュームアッセイフォーマットでは、必要なサンプル量を最小化しながら感度を向上させることができます。
Agilent 1290 Infinity III LC システムと Agilent 6545XT AdvanceBio LC/Q-TOF を使用した LC/MS メソッドによる LNP の脂質組成分析について取り上げています。また、さまざまな製剤や保管条件での mRNA LNP の安定性も調査しています。その結果から、凍結乾燥条件の方が非凍結乾燥サンプルより高い安定性を示すことが明らかになりました。LC/MS メソッドは、脂質の含有量の測定と同定、LNP 製剤の安定性のモニタリングに最適です。このメソッドは、LNP の開発および品質管理プロセスにも適用できます。
mRNA サンプルの純度測定には、IP-RP メソッドが有効であることがわかりました。さまざまな長さの mRNA サンプルに対し、良好な溶出と分離が短時間の分析で得られ、キャリーオーバーも抑えられました。PLRP-S ポリマー材料は、調査対象の mRNA に最適なポアサイズを持つ、最適な選択肢です。Agilent PLRP-S 4000 Å カラムを使用することで、未変性サンプルと加熱サンプルの両方で優れた分解能と良好なピーク分離が容易に得られました。
ポリ A の分析に広く用いられている qPCR や MS などのメソッドは時間がかかるうえ高価です。Agilent Fragment Analyzer System と Small RNA キットを使用すれば、ポリ A 配列の長さを効率的よく高い信頼性で測定でき、コスト効率にも優れています。このアプリケーションノートでは、Fragment Analyzer System により正確かつ高い信頼性で IVT RNA 断片からポリ A テールを分離し、分析できることを実証しています。
Agilent 6545XT AdvanceBio LC/Q-TOF システムにより、mRNA キャッピングの高速分析を行えました。所要時間は、サンプル前処理と分析時間を合わせてわずか 75 分でした。耐熱性酵素を使用してキャッピング構造を含む 5’ 末端オリゴヌクレオチドを高反応温度で遊離することにより、サンプル前処理を高速化しました。その後、シンプルなクリーンアップ手順のみを使用して、キャッピングされたオリゴヌクレオチドを AdvanceBio オリゴヌクレオチドカラムでサンプルマトリックスから分離しました。
mRNA に関するアプリケーションノート
LNP に関するアプリケーションノート
引用およびポスター
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