6230C 飛行時間型 LC/MS(LC/TOF)システム

6230C 飛行時間型(TOF)LC/MS

Agilent 6230C TOF LC/MS システムは、性能と堅牢性が高く、使いやすい質量分析ソリューションです。m/z 20,000 まで対応しており、高分解能、精密質量、高スキャン速度であるため、規制当局が求めるデータの信頼性を確保できます。6230C LC/TOF を Agilent Infinity III LC シリーズの機器および Agilent MassHunter または Agilent OpenLab CDS ソフトウェアと組み合わせると、多特性解析メソッド(MAM)、インタクトタンパク質、ADC、グリカンプロファイリング、オリゴヌクレオチド、低分子などの多くのワークフローで複雑なサンプルを正確に分析できます。

Agilent VacShield 技術を追加すると、分析困難なサンプルや複雑なマトリックスでも、稼働時間を延ばして堅牢性と信頼性が高い運用ができます。ワンクリックの SWARM オートチューンや Agilent WalkUp ソフトウェアなどの直感的に操作できるツールにより、初心者でも優れた MS 機能を活用できます。

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特長

  • MassHunter ソフトウェアは、複雑な研究アプリケーションにおいて、6230C LC/TOF で高度で専門的なワークフローを実行する必要があるラボに最適です。
  • OpenLab CDS は 6230C LC/TOF でのルーチン LC/MS ワークフローに対応し、規制対象環境での使用に適した、Agilent MAM ソリューションにも対応しているデータシステムです。
  • 技術的管理によりデータインテグリティ規格に準拠し、コンプライアンスガイドラインに従う必要があるラボのデータを安全に取得、処理、報告、保存します。
  • VacShield のベント不要のイオンキャピラリメンテナンスにより、稼働時間を最大化し、メンテナンス時間を 90~97 % 短縮できます。
  • 直感的な MassHunter WalkUp ソフトウェアにより、管理タスクとリスクを削減でき、LC/MS の専門知識も不要になります。
  • オイル廃液を削減し、エネルギー消費量と発熱を抑えるオプションのドライポンプにより、持続可能なソリューションを実現できます。また Eco Standby モードのスケジュール設定によりガスとエネルギーの消費量をさらに削減できます。
  • アーリーメンテナンスフィードバック(EMF)などの機器診断機能により、継続的な指標モニタリングに基づいて機器の正常性やステータスが提供されるため、ダウンタイムの予想や緊急の問題への対処ができます。
  • Intelligent Reflex ワークフローにより、キャリーオーバーに対する自動再注入、飽和(キャリブレーション結果超過)、高速スクリーニングがトリガーされるため、ユーザーが分析結果に集中できます。
  • LC/MS システム用の AI ベースの SWARM オートチューンにより、アプリケーション固有の専門的な分析結果が毎回生成されるため、時間の無駄や毎回のパラメータ最適化をなくして、最適な設定を特定できます。
  • 最大 5 桁のスペクトル内ダイナミックレンジと、Agilent Jet Stream 技術の低ピコグラムのオンカラム感度により、複雑なマトリックス中の低濃度不純物を検出できます。

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仕様

  • 奥行
    • 73 cm
    寸法(幅 x 奥行き x 高さ)
    • 83 cm x 73 cm x 133 cm
    高さ
    • 133 cm
    IDL 感度(ポジティブ)
    • デュアル ESI:< 250 fg のレセルピン (オンカラムは 500 fg、設置時に確認)
    • デュアル AJS:< 40 fg のレセルピン (オンカラムは 100 fg、設置時に確認)
    • IDL 仕様はチェックアウトカラム、1290 Infinity III LC を使用する新しい LC/MS システムのみ
    スペクトル内ダイナミックレンジ
    • 5 桁
    イオン源
    • デュアル AJS
    • デュアル ESI
    • APCI
    • マルチモード(ESI + APCI)
    MS 取り込みレート
    • 30 スペクトル/秒
    MS 質量精度(ポジティブ)
    • < 1 ppm RMS
    極性切り替えデューティサイクル
    • 2 Hz
    ソフトウェアプラットフォーム
    • OpenLab CDS
    • MassHunter Qualitative Analysis
    • MassHunter Quantitative Analysis
    • MassHunter Acquisition ソフトウェア(LC/TOF および LC/Q-TOF 用)
    サポートされているソフトウェアアドオン
    • OpenLab CDS 用 MAM
    • MassHunter BioConfirm
    • MassHunter WalkUp
    • MassHunter Explorer
    • Mass Profiler Professional
    • MassHunter VistaFlux
    TOF 質量範囲
    • m/z 25~20,000
    TOF 質量分解能(FWHM)
    • m/z 1522 で > 22,000、取り込みレートとは無関係
    温度質量安定性
    • < 2 ppm / 2 ℃
    チューニング
    • オートチューン(SWARM)
    主なアプリケーション
    • 質量確認による分析試験
    • オープンアクセス
    • 多特性解析メソッド
    • インタクトプロテイン分析
    • ペプチドマッピング
    • 遊離グリカン分析
    ベント不要のメンテナンス
    • VacShield 技術
    • 83 cm

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テクノロジー(技術)

  • LC/MS の基本 - 入門書

    LC-MS とは何でしょうか?その仕組みはどうなっているのでしょうか?この入門書では、LC/MS システムの一般的な部品、基本的な動作原理、LC/MS 機器の種類、LC/MS アプリケーションについて学ぶことができます。

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機能および原理

  • 精密質量へのアップグレード

    6230C LC/TOF システムを使用すると、公称質量測定から高分解能精密質量測定に簡単にアップグレードできるため、分析能力を強化できます。このシステムはフルスペクトルを高スキャン速度で m/z 20,000 まで捕捉できるため、感度とスループットが向上します。フルスキャン TOF データはスクリーニング、未知化合物の同定、統計解析、生体分子特性解析に利用できます。また分解能が高いため複雑な混合物を分離でき、元素式の特定にも役立ちます。
  • VacShield による簡単なメンテナンスで時間を節約

    効率的なラボ運用には、機器がすぐに稼働できる状態になっていることが重要です。6230C LC/TOF には VacShield 技術が搭載されているため、イオンインジェクタキャピラリをベントなしで取り外して洗浄、交換できます。このためチェックチューンを使用すれば、ルーチンメンテナンス作業を 1 時間以内に完了できます。

    VacShield の仕組みについてはこちら
  • LC/MS 機器のインテリジェンスと自動化

    Intelligent Reflex は、定量質量分析データ解析ソフトウェアの結果に基づいてサンプルを自動的に再注入するスマートアルゴリズムです。このアルゴリズムによりデータ品質がリアルタイムに向上し、複数のロジックベースのワークフローにより、スループットが大幅に向上します。

    6230C LC/TOF には、キャリーオーバー検出、キャリブレーション範囲超過、高速スクリーニングという 3 つのワークフローがあります。

    これらのワークフローの詳細はこちら

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アプリケーション

  • 多特性解析メソッド(MAM):バイオ医薬品の研究開発から品質管理(QC)まで簡単に移行

    高分解能質量分析(HRMS)と MAM は、製品の安全性、品質、規制遵守の確保に不可欠ですが、QC の導入は複雑さとコスト上の理由から遅れています。USP <1060> に準拠した最新の MAM ワークフローにより、この実装が容易になりました。Agilent 1290 Infinity III Bio LC と 6230C LC/TOF の直感的なソフトウェアと効率的な LC/MS により、エキスパートレベルの知識がない QC チームでも MAM を実行できます。チェック機能と VacShield が内蔵されているため、日常的に信頼性の高い性能を確保し、規制要件に則した QC 対応ワークフローを実行できます。
  • インタクトタンパク質の特性解析

    LC/MS はバイオ医薬品ワークフローで包括的な治療用タンパク質の特性解析に利用される重要技術です。高精度な TOF 質量測定により、タンパク質を同定し、不純物を検出し、翻訳後修飾(PTM)を分析できます。またこのシステムでは ADC の薬物抗体比(DAR)の計算、グリコフォームプロファイリング、サブユニット分析もできます。6230C LC/TOF と 1290 Infinity III Bio LC を組み合わせると、高感度、高分解能で堅牢なインタクトタンパク質分析を実行し、自信を持って分析結果を取得できます。
  • オリゴヌクレオチドの定量と不純物分析

    アンチセンスオリゴヌクレオチド(ASO)、siRNA、mRNA などのオリゴヌクレオチド治療薬は、遺伝子治療や精密医療の進歩において重要な役割を果たします。これらの合成により、従来の方法では分析が困難な不純物を含む混合物が生まれます。高分解能 LC/MS なら、プロファイリング、副産物の定量、正確な質量同定が可能です。Agilent 1290 Infinity III Bio LC と 6230C LC/TOF を組み合わせることでオリゴ分析と 0.5 % までの不純物検出が可能となり、バイオ医薬品の発見と QA/QC のワークフローにおいて、堅牢で信頼性の高い特性解析を実行できます。
  • 遊離グリカン分析

    グリコシル化は、治療用タンパク質の効能と安定性に重大な影響を与えます。従来の蛍光ラベリングでは、複雑なグリカン構造の特性解析に必要な特異性に欠けることがよくありました。Agilent 1290 Infinity III Bio LC と 6230C LC/TOF を組み合わせることで、グリコフォームの包括的な特性解析に必要な精密質量、高分解能、分析の信頼性を確保できます。この高度な機能により、生物製剤の開発、製造、QC 全般でグリカンプロファイリングを強化し、品質を確保し製品をタイムリーにリリースできます。

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サポート情報/商品

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