LC/MSD iQ

LC/MS システム

LC/MSD iQ

Agilent InfinityLab 液体クロマトグラフィー/質量選択検出器 iQ (LC/MSD iQ) は、化合物の迅速な確認に不可欠な質量検出機能を備えた LC 検出器です。
LC のオートサンプラと同じ大きさで質量検出が簡単に行えます。
LC によるクロマトグラフィーで分離困難な化合物でも、UV 検出器より優れた特異性と選択性をもたらします。
LC/MSD iQ は医薬品、アカデミア、化学、食品などのさまざまな研究分野で、シンプルでありながら、高い信頼性のある LC 測定が行える最適なツールです。
自動取り込み (Auto Acquire) モードなどの機能を備えたスマートソフトウェアを導入後すぐに運用が可能で、質量分析に不慣れな LC ユーザーでも、 LC の検出器感覚で簡単にご使用いただけます。
Agilent InfinityLab LC システムは、LC/MSD iQ とシームレスに連携するように設計されており、シンプルさ、安定性、効率の面でワークフローの向上を実現します。

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特長

  • 質量分析のパワーを簡単に:質量選択検出器による化合物の質量情報。UV 検出器よりも多くの情報を得ることが可能です。
  • 直感的に操作可能なソフトウェア:OpenLab クロマトグラフィーデータシステムソフトウェア (OpenLab CDS)上で、LC/MSD iQ を直観的に操作可能。分析作業効率を向上させることができます。
  • Auto Acquire: LC 条件を元にして、最適な MS パラメータを自動的に装置が判断する自動取り込み (Auto Acquire) モード。MS 初心者でもMS条件を意識せずに使用することができます。
  • メンテナンスフィードバック(EMF)機能と自己診断:メンテナンスを予測して、稼働時間を最適化。予防保全的に装置を使用し続けることが可能で、装置導入後のLC/MSD iQ のメンテナンスコストを削減します。
  • コンパクトサイズ:Agilent 1260 および 1290 Infinity II LC シリーズのモジュールを上に積み重ねることができるコンパクトな設計。ラボの設置スペースを削減することができます。
  • LC/MS システムを必要な場所に自由に移動:InfinityLab フレックスベンチ MS と LC/MSD iQ で人間工学に基づく可搬型 LC/MS 設置スペースが実現。ラボや施設内で必要な場所に移動することが可能で、設置場所の柔軟性が向上します。
  • 装置を意識せずに合成確認:オープンアクセスが可能な MassHunter WalkUp ソフトウェアは、合成確認を行うケミストにルーチンで簡単にサンプル分析が行える入力画面を提供。装置を意識せずにサンプルをサブミットして、レポートをメールや印刷で受け取ることができます。メソッドの設定や修正を行う管理者と、ルーチン分析の使用者をアクセス設定で管理することが可能です。
  • データインテグリティ対応:OpenLab CDS を用いることで、米国食品医薬品局 (US FDA) 21 CFR Part 11 や欧州連合 Annex 11 などの各種規制の要求事項を満たすデータインテグリティを確保。

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