自動検量線作成アシスタントは Agilent ICP-MS MassHunter 5.3 に導入された機能です。検量線の設定をさらに簡単に行えるように設計されています。この機能は、あらゆる定量バッチメソッドで、メソッドのタスクナビゲータの「Calibration」メニューから使用できます。図 1 に、「Autocalibration Assistant」オプションの場所を示します。
この機能をアクティブにすると、「Autocalibration Assistant」ウィンドウが表示されます。このウィンドウには、デフォルトで、ライブラリに保存されているすべての標準溶液が表示されます。図 2 に、使用しない標準原液を非表示にし、カスタム原液を表示するように設定された自動検量線作成アシスタントを示します。1 列目には使用可能な原液名が表示されます。標準原液ライブラリをカスタマイズするには、ダイアログの右側にある設定アイコンをクリックします。
自動検量線作成アシスタントの設定
自動検量線作成アシスタントのデフォルトの標準原液ライブラリをカスタマイズするには、図 2 に示されている設定ボタンをクリックします。図 3 に示すように、ライブラリには、使用可能なすべての標準原液が、非表示にしたものも含めて表示されます。
新しい標準原液を追加するには、ダイアログの上部にある「Add Stock」ボタンをクリックします。使用しないカスタム標準原液は「Remove Stock」ボタンで削除できます。「Add Stock」ボタンを使用するたびに、ライブラリの末尾に新しいエントリが追加されます。その名前をダブルクリックして編集し、意味のあるラベルを割り当ててください(図 4 を参照)。
元素濃度を入力するには、テーブルをスクロールして、適切な元素の列にある各セルに濃度を入力します。その際には、単位に注意してください。ライブラリでは原液濃度に mg/L(ppm)が使用されます。「Save」をクリックして変更をコミットします。
自動検量線作成アシスタントでの検量線テーブルの作成
自動検量線作成アシスタントを使用した検量線テーブルの作成は簡単です。上段のリストで、または下段の「Dilution Factor to Level」というテーブルのドロップダウンメニューで、標準原液を選択します(図 5 を参照)。選択すると、標準原液と希釈倍率が、最終的なメソッドの各検量線濃度に関連付けられます。また、キャリブレーションブランクとして使用するレベルを選択することもできます(表中に「CalBlk」と表示)。
自動検量線作成アシスタントでは濃度単位を選択できます。単位を選択すると、原液でどのような単位が使用されていても、正しい値が計算されます。「Apply」をクリックすると、自動的にメソッドに検量線濃度が入力されます。Advanced Dilution System 2(ADS 2)を使用している場合は、自動希釈倍率が自動的にサンプルリストに追加され、ADS 2 で標準溶液を調製できるようになります。追加入力は必要ありません。
ICP-MS MassHunter には、ルーチン操作のストレスを軽減するために設計された、時間の節約に役立つ便利で使いやすい機能がいくつか搭載されており、自動検量線作成アシスタントはその 1 つに過ぎません。
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