InfinityLab ユニバーサルインターフェースボックス

HPLC 各種モジュール

InfinityLab ユニバーサルインターフェースボックス

InfinityLab ユニバーサルインターフェースボックスは Agilent 1200 Infinity と Agilent Infinity II LC シリーズ用の多目的アクセサリです。機器の通信機能を高め、高品質のアナログ/デジタル出入力を実現します。追加の検出モジュールやセンサ(例えば、pH、温度、リークのセンサ)などの多岐にわたるアクセサリを、LC に接続できるインターフェースです。InfinityLab ユニバーサルインターフェースボックスは RC.Net LC ドライバを介して統合が可能です。この統合により追加の HPLC 検出器、モジュール、アクセサリをクロマトグラフィーデータシステム(CDS)で管理、解析することができます。

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特長

  • コンパクトなアナログ/デジタルコンバータ
  • CAN バスを備えたハイエンドアナログ/デジタル変換(24 ビット ADC)による主要 HPLC システムへの高速データ転送
  • 優れたシステム分離能 +/- 1 μV(rms)
  • センサ(pH、温度、リークのセンサなど)、フラクションのトリガー、小型コントローラを LC に接続できる汎用インターフェース
  • 他社製システムにアジレントのモジュール信号を入力可能にするアナログ出力
  • マスベースフラクショントリガーのデジタル信号など幅広い用途に対応できる入力/出力 GPIO/ERI インターフェース
  • 5 または 24 V 出力
  • クローズ/オープンコマンドにより外付け装置をコントロールするための、プログラム可能なタイムテーブルリレー接点 4 つ(外部接点ボード)
  • ラボの安全性を高める、個別の入力ラインでの外付けリークセンサ接続

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用途

  • センサ接続が可能な汎用 LC 接続インターフェース

    InfinityLab ユニバーサルインターフェースボックスは蒸発光散乱、レーザー誘起蛍光、屈折率、放射線用検出器など追加センサの接続を可能にします。バイオ医薬品のアプリケーションでは、オンライン pH および導電率センサを接続することで、Buffer Advisor による pH グラジエントモニターが可能になるなど、メソッド開発において有益な知見が得られます。この技術概要(英語)では、Agilent 1260 Infinity バイオイナート LC システムおよび Agilent OpenLab CDSソフトウェアへの pH および導電率センサの接続について説明します。

  • Agilent LC ドライバでの統合

    InfinityLab ユニバーサルインターフェースボックスは RC.Net(Agilent LC ドライバ)を介して統合できます。この HPLC インターフェースボックスは、追加の検出モジュールやセンサなどのアクセサリの操作とコントロールを可能にします。機器ステータスのモニタリングにも使用でき、クロマトグラフィーデータシステム(CDS)のインターフェースとしても機能します。他社製検出器を使用する場合は、システムのデータ取り込みと同期にアジレントのインジェクタと他社製検出器を繋ぐ追加のリモートケーブルが必要です。

  • Agilent 分取 LC システムにおける ELSD ピークベース HPLC フラクションコレクション

    Agilent OpenLab CDS では、UV 検出器や追加の検出器(蒸発光散乱検出器など)によるフラクションコレクションが可能です。Agilent 分取 LC システムにおいて、ユニバーサルインターフェースボックスが取り込むアナログ入力を用いてベースラインスレッショルドやクロマトグラムの傾きの変化に基づいた、ピークベースフラクションコレクションやデータ解析が可能です。UIBII によって可能となる、Agilent InfinityLab 分取精製システムでのフラクションコレクショントリガーの最適化については、この技術概要(英語)をご参照ください。

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