【NEW】
6475 トリプル四重極 LC/MS

LC/MS システム

【NEW】
6475 トリプル四重極 LC/MS

新しい Agilent 6475 トリプル四重極 LC/MS は、世界中で実績のある LC/MS/MS の最新モデルです。感度、堅牢性、汎用性に優れたこのトリプル四重極質量分析装置は、Agilent Jet Stream(AJS)イオン源、カーブとテーパの付いたコリジョンセル、加熱双曲線四重極、±20 kV 高エネルギーダイノード検出システムなど、いくつもの高度な技術を搭載しています。6475 LC/TQ は、アーリーメンテナンスフィードバック機能、スケジュールドチューンとチェックチューン、インテリジェント二次注入ワークフローなどの機器インテリジェンス技術も備えています。

先進的なハードウェアにより、農薬や動物用医薬品、PFAS、ニトロソアミン、その他の規制メソッドの分析で求められる検出限界を、日々の分析で簡単に達成できます。使いやすさと高性能を両立させるインテリジェンス機能が搭載された 6475 LC/TQ は、予防保全による機器の安定稼働を通じてラボの生産性を向上させ、信頼性の高い結果の獲得を実現します。

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特長

  • AJS、ESI、APCI、MMI など、多用途で設定が簡単なイオン源により、あらゆるタイプの LC/MS 分析に対応できます
  • 幅広い質量範囲で、低分子ペプチドから多価ペプチドまで分析できます
  • VacShield により、真空を落とさずにフロントエンドのイオンインジェクタをメンテナンスが可能で、日常のメンテナンスを従来の 6 時間から 30 分に大幅に短縮できます
  • アーリーメンテナンスフィードバック(EMF)機能は、アクティブにモニタリングされた状況を表示し、機器の状態とステータスのレポートを提供するので、ダウンタイムの予測や差し迫った問題への対処が可能です
  • Intelligent Reflex は、サンプルのキャリーオーバーやキャリブレーション範囲を超えるサンプルをアクティブにモニタリングし、必要に応じて、ブランク測定の追加や、サンプル量を減らして再測定を行うことで、測定データの質を担保します。
  • Intelligent Reflex を用いた高速スクリーニングワークフローは、スクリーニング用の高速 LC メソッドと定量用の標準メソッドにより、サンプルスループットを劇的に向上させます。スクリーニング測定でターゲットが検出された場合、サンプルは標準的な定量メソッドを使用して再注入され、確認分析が行われます。
  • ソフトウェアに内蔵された管理ツールとユーザーの SOP(標準作業手順書)を組み合わせることで、データのセキュリティや一貫性(インテグリティ)を確保し、アクセスを管理することができます。US FDA 21 CFR Part 11、EU Annex 11 などの電子記録に関する国家的規則に容易に準拠できます。

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仕様

  • コリジョンセルのクリアランス時間
    • <1 ms
    寸法(幅 x 奥行き x 高さ)
    • 47.5 cm x 77.3 cm x 84 cm
    IDL(機器検出下限)
    • < 3.5 fg のレセルピン(オンカラム)、< 3.5 ppt
    • IDL 仕様は Agilent JetStream + チェックアウトカラム + 新規の1290 Infinity II LC を組み合わせた LC/MS システムのみ
    機器状態の追跡
    • アーリーメンテナンスフィードバックシステム
    イオン源
    • ESI
    • AJS
    • APCI
    • マルチモード(ESI + APCI)
    • ナノ ESI
    MRM スピード
    • 500 MRM トランジション/s
    質量範囲
    • m/z 5 ~ 3000
    最小 MRM ドウェルタイム
    • 0.5 ms
    極性切り替えスピード
    • <25 ms
    四重極分解能(FWHM)
    • Narrow = 0.4 Da
    • Unit = 0.7 Da
    • Wide = 1.2 Da
    • Widest = 2.5 Da
    スキャンスピード
    • 18700 Da/s

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用途

  • 包括的なインテリジェンス機能による生産性の向上と稼働時間の最大化

    6475 LC/MS システムのオンボードインテリジェンスは、生産性を高め、機器の稼働時間を確保します。最高の性能は、多次元空間で最適なパラメータを見つける Swarm オートチューンによってもたらされます。チューニングをスケジュールして、業務開始時に最高の性能を発揮できるようにすることもできます。アーリーメンテナンスフィードバック機能の機器の状態に関するレポートに基づいて、トラブルシューティングやメンテナンス予測を迅速に行うことができます。さらに、インテリジェントセカンダリワークフローにより、サンプルを許容範囲内に収め、汚染を回避し、サンプルをすばやくスクリーニングすることができます。

  • 統計的信頼性に基づく機器感度の評価 – IDL

    高度なシグナル処理において、S/N 比という従来の「感度」の指標では、機器の能力を正しく表せないおそれがあります。代わりに、繰り返し注入により、微量のターゲット化合物を確実に検出する機器の能力を統計的に評価できます。これらの統計を使用する感度指標は、機器検出下限(IDL)と呼ばれます。

    IDL は、質量分析における世界中の様々な規制機関や専門家によって厳密に精査され、採用されています。IDL の起源と、現在の測定に適用する方法の詳細

    よく寄せられる質問への回答(英語)

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