AssayMAP Bravo Protein Sample Prep Platform

自動分注ソリューション

AssayMAP Bravo Protein Sample Prep Platform

AssayMAP Bravo Platform は、高精度の流量コントロール、多様な樹脂充填剤のマイクロクロマトグラフィーカートリッジ、直感的なソフトウェアが組み合わせることで、クロマトグラフィーの性能をサンプル前処理に活用することができます。プロテオミクスや生物製剤の創薬・開発で用いられる多様なタンパク質サンプル前処理ワークフローに対応できるよう、特別に設計されたシステムです。

AssayMAP Bravo の自動タンパク質サンプル前処理は、ばらつきやサンプル処理のミス、手作業を大幅に低減します。最適化されたプロトコルと権限レベルにより、最低限のトレーニングで誰もが自動化を使用できるウォークアップソリューションが実現します。オプションのコンプライアンス機能によって、ワークフローを規制対象外ラボから規制対象ラボへとシームレスに移行できるため、AssayMAP Bravo は創薬プロセスのあらゆる段階において最適な自動サンプル前処理ソリューションです。

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特長

  • 高精度の分注と、カラムのように樹脂が充填されたカートリッジによるマイクロクロマトグラフィーを組み合わせ、多様なサンプル前処理ワークフローに対応
  • バイオ医薬品をはじめとする業界の多くの実験ニーズに応える幅広いカートリッジ充填剤とサイズをご用意
  • 再現性、拡張性、堅牢性に優れた分注システムと、直感的で使いやすいソフトウェア
  • 最適化されたプロトコルと権限レベルコントロールにより、必要最低限のトレーニングでウォークアップ操作が実現
  • タンパク質の精製、リン酸化プロテオミクス、タンパク質間の相互作用、免疫ペプチドミクス、抗体薬物複合体(ADC)、バイオマーカー探索、生物製剤、マルチオミクス、薬物動態などの分野で活用可能
  • 自動レポート生成で、サンプル前処理中に実行された主要手順を記録
  • 数百件の査読済み文献で実証された性能(AssayMAP Bravo 引用インデックスを参照)
  • クロマトグラフィー形式の AssayMAP カートリッジにより、短い拡散経路長(高分子の効率的な結合に有効)など、磁気ビーズでは得られない多くの利点を提供
  • コンプライアンス対応ソフトウェア機能により、規制対象外ラボと 21 CFR Part 11 規制対象ラボとの間でアッセイをシームレスに移管可能
  • Evosep Evotip Pure チップの半自動ロードにより、Evosep One 機器と Agilent LC/MS システムを用いたナノフロー質量分析が可能

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テクノロジー(技術)

  • AssayMAP Bravo の基礎

    AssayMAP Bravo とは?その仕組みとは?AssayMAP Bravo は、タンパク質およびペプチドサンプルの自動前処理プラットフォームです。高精度の分注機能とマイクロクロマトグラフィー機能を併せ持ち、手作業でのピペッティング手順が不要になります。これにより、サンプル前処理メソッドのばらつきや手間、ミスのリスクが減り、拡張性が高まります。このページでは、その基本原理をご確認いただけます。

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機能および原理

  • AssayMAP Bravo Platform の動作原理

    AssayMAP Bravo Platform は、使いやすさと柔軟性を両立できるように設計されています。最適化済みプロトコルとさまざまなカートリッジサイズ、および樹脂試薬の組み合わせにより、多くのサンプル前処理ワークフローに対応できます。他のシステムとは異なり、最小限のトレーニングで操作方法を習得できます。高品質データを生成し、自信をもって意思決定を下せるようになるまでに、そう時間はかかりません。

    LC/MS 分析用のサンプル前処理を自動化する AssayMAP Bravo Platform の基礎については、こちらをご覧ください。

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アプリケーション

  • タンパク質医薬品の特性解析と定量

    手動のサンプル前処理は、タンパク質医薬品分析における重大なボトルネックであり、ばらつきの原因となります。AssayMAP Bravo Automated Sample Prep Platform は、最適化されたプロトコル、直観的なユーザーインタフェース、高精度の流量制御、樹脂充填剤入りカートリッジによってこれらの課題に対処し、マイクロクロマトグラフィーのサンプル前処理を実現して、広範なタンパク質医薬品分析ワークフローに対応します。使いやすい AssayMAP Bravo と、クラス最高の Agilent LC/MS 分析プラットフォームを組み合わせることで、サンプルから結果までを網羅する堅牢なソリューションが実現します。

    タンパク質医薬品のためのアジレントソリューションに関する詳細はこちら
  • プロテオミクスにおける自動サンプル前処理

    プロテオミクスをはじめとする「オミクス」分野は、臨床研究、医薬品ターゲット発見、バイオマーカー同定、作用機序研究の発展を後押ししています。手動でのプロテオミクスサンプル前処理は複雑で手間がかかり、処理可能なサンプル数が限定されます。AssayMAP Bravo をはじめとするアジレントのプロテオミクスポートフォリオは、使いやすく柔軟な高スループットプラットフォームであり、タンパク質結合パートナー、リン酸化ペプチド濃縮、ペプチド精製に対応しています。 ターゲットおよびノンターゲット LC/MS 分析において、堅牢性と信頼性に優れたインプットを実現します。

    プロテオミクスの詳細はこちら
  • 重要品質特性(CQA)のモニタリング

    バイオ医薬品は、そのサイズと複雑さにより、品質管理モニタリングが容易ではありません。 確実な決定を下すためには、サンプルごとに複数の品質管理分析を高い精度で実施し、再現性を文書化する必要があります。AssayMAP Bravo は、必要とされる多様な CQA に専用の最適化済みプロトコルと定義済みワークフローを備えています。これらのプロトコルを必要に応じてカスタマイズし、規制対象外の環境と規制対象の環境の間で簡単に移転できるため、医薬品開発プロセスの全体を通じて、検証済みの CQA アッセイをシームレスに移管することが可能です。

    規制環境における自動タンパク質サンプル前処理に関する詳細はこちら

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