アジレント、COVID-19 ワクチン不足のインドとアジア太平洋地域の従業員にワクチンを提供

アジレントは、ワクチンの慢性的な不足に直面している 2 つの地域で、数千の従業員とその家族にワクチンを接種しました。

現在の状況と、アジレントが従業員とその家族のためにどのように挑戦に立ち向かっているかをご覧ください。


インド

Agilent India は 5 月、政府が企業に対しワクチン接種プログラムの主催を許可した直後に、マネサールのオフィスに最初のワクチン接種キャンプを設営しました。その後、多数のワクチン接種者が電子メールや LinkedIn のメッセージで感謝の念を表しました。マネサールに続き、コルカタ、ムンバイ、ハイデラバード、ベンガルール、アフマダーバード、プネーにある現地オフィスでワクチン接種キャンプが開設されました。現在までに、これらのキャンプで 2,000 人以上の従業員とその家族がワクチンを接種しました。

「人々の命を救うことは実に崇高な動機です。インドの人たちとインドのチームは、非常に短期間でワクチン接種キャンプを立ち上げ、運営できたことを誇りに思うべきです」と、社長兼 CEO の Mike McMullen は述べています。「皆さんとインドのリーダーシップチームが最も重要なタイミングで成果を上げたことで、いつでもこの時期を誇らしく振り返ることができるでしょう。大勢の人々が接種キャンプを訪れました。インドのチームの皆さん、今後も自分自身と家族をいたわってください」

アジレント、COVID-19 ワクチン不足のインドとアジア太平洋地域の従業員にワクチンを提供

アジレントの従業員 Shantanu Dey は、次のような感想を寄せています。「会社とは直接関わっていない人たちのことも考慮していただき、感謝しています。この規模でこのような重要で細やかな取り組みが実現したのは、優れた計画と連携、友好的な環境のおかげです。いつもどおりのすばらしさであったため、正直なところ、私にとって驚くことではありませんでした。

また、他の従業員は、政府主催のワクチン接種会場で、アジレントが発行した従業員証明書を使用し、予約なしで優先的にワクチンを接種することができました。

インド政府は 1 月 16 日、医療従事者と医療現場で働く人々、および高齢者に対し優先的に COVID-19 ワクチンの接種を開始しました。しかし、インドは約 13 億 9,000 万人の人口を擁しており、ワクチンの慢性的な不足、物流と配布の問題によって、接種の普及に遅れが生じていました。COVID の第 2 波の後、これらの問題は悪化するばかりでした。

「全国でのワクチンの深刻な不足を考えると、ワクチン接種キャンプの設営は非常に困難でした」と、グローバルソーシング APAC/EMEA のアソシエイト VP を務める Anand Verma は語っています。「アジレントの上級幹部と、アジレントの基本理念に基づく専門のタスクフォースにより、これが実現しました」

「とても優れた取り組みです」と、従業員の Shyla Hanumaiah は述べています。「アジレントのベンガルールオフィスのすばらしいワクチン接種キャンプのおかげで、ワクチンを接種することができました。これまでにアポロホスピタルを 2 回訪れ、炎天下の中 3 時間以上待たされた後に帰宅しました。アジレントのワクチン接種イベントは、最高の体験でした」

依然として COVID-19 株により身を脅かす新たな流行が生じている中、Agilent India 管理チームは警戒を継続しています。従業員やその家族が次の接種を受けるべき時期に、より多くのワクチン接種の機会を提供するために、インド全域のアジレントオフィスで継続的なキャンプが順次組織されています。

さらにインドのチームは、特に 2 級都市と 3 級都市で、在宅勤務をしている従業員に対してもワクチンを提供するために、Vidal Health Insurance TPA Pvt. Ltd. とパートナーシップを結んでいます。これにより従業員は、個人のスケジュールに最も合う日を柔軟に選択できます。Vidal は全国 43 を超える都市を対象に、52 のワクチン接種センターを支援しています。

アジレント、COVID-19 ワクチン不足のインドとアジア太平洋地域の従業員にワクチンを提供

アジレント、COVID-19 の研究イニシアティブに貢献

アジレントは、インドにおける COVID-19 研究の取り組みを支援するために、著名な病院や大学に機器を提供しました。また、Agilent Foundation は、特に最大のニーズがあるウッタル・プラデーシュ州とジャールカンド州の行政区の病院を対象に、United Way India にベンチレーターと BiPap マシンのための助成金を提供しました。Agilent Foundation は、インドでの救済措置を支援するために、India Employee Giving Program に対しマッチングファンドによる貢献も行っています。

2021 年 8 月 18 日付けの地元メディアによる関連報道へのリンク:
BioVoiceNews
Pharmabiz

アジア太平洋

東南アジアで引き続きパンデミックが広がる中、従業員とその家族たちにワクチンを提供するために、アジレントの地域拠点は懸命に取り組んでいます。タイでは、先週 100 人が Sinopharm ワクチンの最初の接種を受けました。マレーシアでは、今後の数週間で 500 人にワクチンを接種するための取り組みが進んでいます。

タイにおける新たな COVID 感染例は急増し続けており、7 月 23 日時点で 1 日あたり新規感染者数は 14,000 人、死者数 114 人を上回っています。アジレントの従業員の大半が住んでいるバンコクとその郊外を中心に感染が広がっています。

タイ政府は年内に人口の 70 %(6,600 万人)にワクチンを投与する計画です。しかし、ワクチンの不足により配布が遅れており、多くのアジレント従業員のワクチンの予約がキャンセルされました。

「日々、悪いニュースが増えており、最大限に防御しているものの、この数か月は恐怖の中で生活していました」と、タイのカントリーマネージャーで、タイとシンガポールの営業責任者である Maneenart Ratanathikom は述べています。

アジレント、COVID-19 ワクチン不足のインドとアジア太平洋地域の従業員にワクチンを提供

7 月に Chulabhorn Royal Academy は、代替のワクチン、Sinopharm を導入する承認を得ました。これは、タイの事業者と企業にとって、最初で唯一の迅速な選択肢です。

アジレントは 200 回分のワクチンを要請して受領し、先週、地域の病院で従業員とその家族 100 人に投与する手配をしました。

従業員たちは、ワクチン接種の機会に感謝しています。

「アジレントは最高の職場であり、従業員たちを大事にしてくれます」と、フィールドサービスエンジニアの Panthep Kurasathain は語りました。「自分が感染し、家族に感染を広げてしまうことを懸念していました。今、私も妻もワクチンを接種しており、心強く感じています。まもなく行われる 2 回目の接種を待ち遠しく思います」

セールスアカウントマネージャーの Patcharaporn Treenit は、ワクチンだけでなく、長い期間を経て同僚たちに再会できることについても喜んでいます。

「同僚や友人たちに会えることができてうれしいです。パンデミックの前に、職場で一緒に楽しく過ごした時間がなくなり、寂しく感じています。去年の 4 月から自宅で働いており、同僚たちに会う機会はありません。今日、接種後の 30 分の待機時間に少しおしゃべりをしましたが、とても楽しかったです」

マレーシアでは、特に感染力の高いデルタ株による影響で、COVID 感染者数が 100 万人を超えました。Workplace Services の Desmond Tan は、8 月第 1 週までに 500 人の従業員にワクチンを接種することを目標に、現在クリニックの準備が進んでいると言います。

「スタートは順調です。COVID はすべての人にとって困難な課題です。私たちは Keysight とのパートナーシップに感謝しています」