Chris McDonald、ノバスコシアの現場担当 FSEChris McDonald、ノバスコシアの現場担当 FSE

ラボは現在、厳しいソーシャルディスタンスに対応するため、ときに人同士の接触を制限して運用せざるを得ない状況にあります。カナダでは、最近感染率が高くなっている州の間、および米国との間の移動を最小限に減らすためのガイドラインが定められています。このような未曽有の状況下で、アジレントのサービス対応にも俊敏性と革新性が求められています。

10 月に、ノバスコシアのあるラボが、現地のフィールドサービスエンジニア(FSE)がシステムを設置するという条件で、液体クロマトグラフィー/四重極飛行時間型(LC/MS Q-TOF)システムを購入しました。LC/MS Q-TOF システムは接続が難しいハイエンド機器であり、専門知識を持つ FSE が必要です。必要な専門知識を持つ現地エンジニアを予定内に手配することができなかったため、ガイド付きリモート設置と新技術の活用によって滞りなく設置を完了できるよう、チーム一丸となって対応することになりました。

LC/MS Q-TOF のエキスパートである Philippe Lebel は、CrossLab Virtual Assist を用いてフィールドエンジニアとリモートでやり取りしています。LC/MS Q-TOF のエキスパートである Philippe Lebel は、CrossLab Virtual Assist を用いてフィールドエンジニアとリモートでやり取りしています。

ノバスコシアで設置を担当する FSE は LC/MS Q-TOF のスペシャリストではありませんでしたが、LC および LC/MS トリプル四重極の経験は豊富です。彼はモントリオールにいる 2 名の LC/Q-TOF エキスパートと新しい CrossLab Virtual Assist ツールを用いてやり取りし、リモートで支援を受けました。CrossLab Virtual Assist を利用することで、リモート FSE が、物理的な設置状況全体を実際に見ながら評価できました。リモート FSE はこのツールを使って、すべての接続と設定(フライトチューブに接続する高電圧ケーブルを含む)を設置担当者に指示できました。いくつか困難はありましたが、チームが連携することですべての作業を効率的に行うことができました。

このプロセス全体を通して、アジレントの営業チームが FSE、ラボスタッフ、現場責任者と緊密に連絡を取り、プロセスを全員が把握しながらスムーズに設置を進められるようにしました。

Sebastien Marchand、モントリオールから設置を支援した LC/MS Q-TOF のエキスパートSebastien Marchand、モントリオールから設置を支援した LC/MS Q-TOF のエキスパート

カナダの Service Director である Georges Gauthier は次のように述べています。「このようなスマートなチームワークこそ、私たちが求めているものです。私たちの目標は、リモート作業による制約をお客様が感じないような形で、設置をスムーズかつシームレスに完了することでした。CrossLab Virtual Assist のおかげで、この目標を達成することができました。」

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