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2006年 7月1日に RoHS 指令が施行され、有機物では臭素系難燃剤の一種であるポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDEs)およびポリ臭化ビフェニル(PBBs)が規制対象となっています。PBDEs および PBBs の分析は、溶媒溶解分別法あるいはソックスレー抽出法の後、GC/MS 測定を行なう方法が一般的ですが、精製など煩雑な操作を伴うため簡便な分析法の開発が望まれます。GC/MS に加熱脱着、熱分解などを組み合わせた事例をご紹介します。
(2007年 GC/MSDセミナー資料、PDF、1.52MB)
平成22年9月6日付で、おもちゃにおけるフタル酸測定の通知がなされました。
平成22年9月6日 「おもちゃにおけるフタル酸エステルの試験法について」
平成23年8月12日 「おもちゃにおけるフタル酸エステルの試験法の一部改正について」
測定対象 乳幼児が接触することによりその健康を損なうおそれがあるものとして厚生労働大臣の指定するおもちゃ
測定対象成分(フタル酸エステル6種類)
分析方法 ガスクロマトグラフ・質量分析計 (GC/MS) 又は水素炎イオン化検出器付きガスクロマトグラフ (GC-FID)
シックハウス症候群や化学物質過敏症など健康に関する問題が指摘されています。自動車車室内においても空気質の問題への意識が高まっており、自動車メーカー各社を中心に車室内の環境に配慮したクルマづくりが進められています。また日本や中国をはじめとして、世界全体で様々な車室内空気質の規制が実施されています。 そのため内装部品や材料から放散される揮発性および半揮発性有機化合物(VOC およびSVOC)成分をモニタリングして制御することが必要となっています。