GC-FID システムによる電解液中の添加物の分析

Pub.No. 5994-5888JAJP

Agilent 8860 GC による電池電解液中の炭酸エステルと添加物の分析

このアプリケーションノートでは、炭酸エステルと添加物の分析の需要に対応するための、信頼性が高く、ユーザーフレンドリーでコスト効率の高いソリューションをご紹介します。このソリューションは、Agilent 8860 GC システムにスプリット/スプリットレスインジェクタと水素炎イオン化検出器(FID)を組み合わせて開発しました。Agilent J&W HP-5ms ウルトライナートカラムを使用して 13 種の炭酸エステルと添加物を効率的に分離でき、14 分未満で分析全体を完了することが可能です。このメソッドは、10 ~ 500 mg/L の濃度における 13 種のターゲット化合物に対する高い直線性(R2 >0.9995)を含む、優れた性能を示しました。再現性はリテンションタイムで 0.04 % 未満、ピーク面積で 1.5 % 未満でした。メソッドの検出下限(LOD)および定量下限(LOQ)は、それぞれ 0.5 と 1.6 mg/L 未満でした。実際の電解液サンプルも分析し、高い分離能と再現性(<1.5 %)で成分が検出されました。

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分野 エネルギー&石油一般化学(スペシャリティケミカル)
キーワード Agilent 8860 GC; Agilent J&W HP-5ms Ultra Inert column; FID; battery; electrolyte 
掲載年月 2023/12
ページ数 8ページ (PDFファイルサイズ 1.04MB)

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