ポリエチレンマイクロプラスチックとステアリン酸マグネシウムを 正確に同定

Pub.No. 5994-5466JAJP

Agilent 8700 Laser Direct Infrared(LDIR)ケミカルイメージングシステムを用いたマイクロプラスチック分析

マイクロプラスチックが環境や食物連鎖に与える影響を理解するには、マイクロプラスチック粒子の正確で適切な特性解析が不可欠です。しかし、ポリエチレンと、食品・化粧品・ラテックス手袋で一般的に使用される非高分子化合物であるステアリン酸マグネシウムとを、分光分析技術を使用して区別するのは困難な場合があります。サンプルには、ポリエチレンマイクロプラスチックとステアリン酸の両方が含まれていることもあり、通常スペクトルにはわずかな違いしかありません。長鎖炭化水素を含む分子を区別することは困難で、偽陽性の同定につながるおそれがあります。このアプリケーションノートでは、Agilent 8700 Laser Direct Infrared(LDIR)ケミカルイメージングシステムがどのようにこの課題を克服し、正確なマイクロプラスチック分析を実現できるかを実際に示します。

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分野 環境
キーワード microplastics; polyethylene; magnesium stearate; ldir 
掲載年月 2023/01
ページ数 7ページ (PDFファイルサイズ 1.18MB)

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