GC/MSとMassHunter Quantitative Analysis による食品容器抽出液中の添加剤スクリーニング

Pub.No. 5994-7258JAJP

食品用器具・容器包装添加剤分析用データベースを使ったシングル四重極型GC/MSによる食品容器抽出液中の添加剤スクリーニング

合成樹脂製の食品用器具・容器包装にはさまざまな添加剤が使用されます。近年の添加剤ポジティブリスト制度の導入に伴い、多数の化合物を対象とした簡便かつ網羅的な分析・解析手法が求められています。本アプリケーションノートでは市販食品用容器の抽出液にフタル酸エステル標準液を添加し、添加剤含有抽出液を疑似的に作成しました。この疑似サンプルを用いて MassHunter Quantitative Analysis のスクリーナー機能と Agilent 食品用器具・容器包装 添加剤分析用データベースを用いた添加剤のスクリーニング解析を行いました。その結果、容器抽出液中の添加剤有無を簡便かつ迅速に判定できることが確認できました。さらに、本データベースから自動作成した SIM 測定・解析メソッドを用いることで、より高感度な添加剤検出が可能になりました。

分野 食品および飲料検査材料試験・研究一般化学(スペシャリティケミカル)
キーワード 添加剤; 食品容器; 包装材; ポジティブリスト; GC/MS; スクリーニング; SIM 
掲載年月 2024/04
ページ数 7ページ (PDFファイルサイズ 1.65MB)

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