ヘリウムリークディテクタ
マルチガス CrossLab スニファリークディテクタは、多様なガスに対する産業レベルの感度と応答性を備えています。ヘリウム、水素、アルゴン、窒素などのガス種を検出できる、手頃な価格のスニッフィングソリューションです。
この小型のポータブルリークディテクタは、ガス供給システムの検証やトラブルシューティングに最適で、大きなコストを伴うリークや安全への懸念を防ぐことができます。また、オフラインでのリークの特定や修理を担うリークチェックステーション用の製造ツールとしても威力を発揮します。人間工学にもとづくバッテリ駆動式の超軽量設計には、見やすい OLED ディスプレイも搭載されています。
寸法(幅 x 高さ x 長さ) |
|
高さ |
|
長さ |
|
電源要件 |
|
レスポンスタイム |
|
感度 |
|
重量 |
|
幅 |
|
ゼロ補正時間 |
|
マルチガス CrossLab スニファは、加圧ガス供給システムやそのサブアセンブリのリークチェックを行える、手頃な価格の機器です。スニッフィング方式は、ガス供給源から供給先までの間に発生するリークの特定および排除に最適な方法です。この可搬型スニファは、空気より熱伝導率の高いガス(水素およびヘリウム)と空気より熱伝導率の低いガス(アルゴンおよびキセノン)を区別できる高感度 TCD センサを搭載しています。
吸引ポンプにより、空気がプローブから断熱チューブを通ってマニホールドに取り込まれます。プローブを周囲空気に向けているときは、センサ内の両方のレジスタが等しく冷却され、電圧値をゼロ補正してブリッジを平衡化できます。一方、プローブをリーク箇所に近づけると、ターゲットガスが、センサに入るサンプルガスの熱容量を変化させます。
ガスのリークの程度は、ターゲットガスの熱伝導率とリークレートを周囲空気と比較することによって決定されます。
ガスのリークが検出されると、バーのレベルが画面に表示され、「リーク」という文字も画面に現れます。バーレベルの数は、リークの量に比例します。最大 8 つのバーレベルまで表示され、大量のガスがリークしていることを示します。バーレベル数が 3 以上の場合、画面上でリーク警告サインが点滅し、警告ブザーが鳴ります。塗りつぶし表示と枠線表示の 2 種類のバーにより、検出器に入るガスの種類が示されます。