【NEW】8850 GC システム

GC システム

【NEW】8850 GC システム

インテリジェントな 8850 ガスクロマトグラフ(GC)システムは、市場で最小かつ最高速の高性能ベンチトップ GC です。設置面積は従来の機器の約半分であり、貴重なラボスペースを犠牲にすることなく、2 台の 8850 GC を同時に稼働させることができます。8850 は、8890 と同じ注入口、検出器、EPC を使用して、同等の分析結果を提供します。

このエネルギー効率に優れた GC は、高速のサーマルサイクルを実現するためのコンパクトなオーブンを備えており、標準的な GC と比較して消費電力が 45 % 少なく、持続可能性の目標を達成するのに役に立ちます。内蔵の診断機能とトラブルシューティング機能、メンテナンスのしやすさにより、稼働時間とサンプルスループットを最適化することができます。

お見積りはこちらお問合せはこちら

特長

  • コンパクトな設置面積により、必要なラボスペースは従来の GC 機器の約半分、または Agilent 質量分析計に接続した場合は標準的な GC/MS システムの 3 分の 2 のスペースで使用可能
  • 小型で精密に設計された空気浴式オーブンの最大 300 ℃/min の高速昇温と急速冷却により、短いターンアラウンドタイムとハイスループットを実現
  • 他の GC システムと比較して消費電力が 45 % 少ないため、運用コストの削減が可能
  • 統合されたインテリジェンスでシステムの状態をモニタリングすることにより、問題が発生する前にユーザーにアラートで通知し、ガイド付きの問題解決策を提供
  • スプリット/スプリットレス、マルチモード、パージドパックド、クールオンカラム注入口を使用することにより、大半のメソッド要件に対応
  • Agilent シングル四重極またはトリプル四重極質量分析計、水素炎イオン化検出器(FID)、または熱伝導検出器(TCD)を使用することにより、幅広いアプリケーションに対応
  • 使い慣れた消耗品とソフトウェアを使用して、メソッド開発、スタートアップ、トレーニングに要する時間を大幅に短縮
  • 6850 GC と同じ 5 インチのキャピラリカラムまたはパックド金属カラムフォーマットに対応
  • システム構成がタッチスクリーンに表示され、アクティブなメソッドの更新、ルーチンメンテナンスの実行、機器ステータスのチェックが可能
  • ブラウザインタフェースにより、PC またはモバイルデバイスを使用して、任意の場所から GC にリモートアクセスし、メソッドのモニタリング、診断などを実施可能
  • 独自の上部開閉蓋により、メンテナンスがしやすくなります。カラムをオーブンから持ち上げて、注入口と検出器の接続部に問題なくアクセスできます。また、開けやすいサイドパネルがあり、必要に応じて主要な内部コンポーネントへのアクセスも可能です。
  • PAL3 シリーズ 2、7693A または 7650 オートサンプラ、および 8697 ヘッドスペースサンプラを追加することにより、柔軟性と信頼性に優れたサンプル導入が可能
  • オプションの気体または液体サンプリングバルブを 1 つ搭載で、アプリケーションの機能を拡張
  • オプションのヘリウムガス切替スイッチにより、ヘリウム使用量を大幅に削減できます。またオプションの水素センサモジュールにより、水素キャリアガスを高い信頼性で使用可能
  • トランスファーラインインタフェース(XLSI)アクセサリにより、ヘッドスペースサンプラ と ALS を GC の同じ注入口に接続可能
  • バックフラッシュにより、分析サイクル時間の短縮、メンテナンスの軽減、再キャリブレーションの軽減、キャリーオーバーやゴーストピークの排除、カラム寿命の延長、分析データの向上を実現

ページTOP

仕様

  • キャピラリ・フロー・テクノロジー(CFT)
    • あり(バックフラッシュ)
    検出器
    • 1 個
    寸法(幅 x 奥行き x 高さ)
    • 28.3 cm x 58.5 cm x 49.2 cm
    同時デュアルインジェクション
    • なし
    GC 検出器 MDL
    • プレミアム
    GC 診断 - リークチェック
    • 自動、ハンズフリー
    GC/MS 互換性
    • シングル四重極
    • トリプル四重極
    注入口
    • 1 個
    最大昇温レート
    • 300 ℃/min(120 V 標準オーブンは 120 ℃/min に制限、120 V 高速オーブンは 200 ℃/min に制限)
    使用時温度範囲
    • 室温プラス 4 ℃ から最大 430 ℃ まで
    オーブン冷却
    • 2.5 分未満で 350 ℃ から 50 ℃(周囲温度 22 ℃)
    ピーク面積の再現性
    • < 0.5 % RSD
    リテンションタイムの再現性
    • < 0.008 %
    標準圧力制御
    • 0.001 psi
    バルブ数
    • 1 個

ページTOP

テクノロジー(技術)

  • バックフラッシュによるガスクロマトグラフィーの改善

    キャピラリ・フロー・テクノロジー(CFT)は、Agilent GC にバックフラッシュ機能の柔軟な実装を可能にし、スループットの向上、メンテナンスの軽減、再キャリブレーションの低減、カラム寿命の延長、分析結果の向上、コストの削減を実現します。

    詳しく見る >
  • ヘリウム切替スイッチ

    8890、8860、8850、または 7890 GC システム用のヘリウム切替スイッチを使用すると、特にガスセーバと併用する場合に、ヘリウムキャリアガスの消費量と関連コストを大幅に削減できます。GC がアイドルの時に別のガス(一般に、窒素)に切り替えるようにプログラムすることもできます。このモジュールは、あらゆる注入口、バックフラッシュ、同時デュアルインジェクションに対応しています。

    詳しく見る >
  • GC インテリジェンス

    内蔵の GC インテリジェンスでは、自律モニタリング、セルフガイドによるメンテナンス手順、リモート接続、ラボの効率を向上させるその他の時間節約機能により、スマートな作業を実現します。

    詳しく見る >
  • リテンションタイムロッキング(RTL)

    リテンションタイムロッキング(RTL)により、ある Agilent GC または GC/MSD システムのリテンションタイムを、同じ公称カラムを使用する別の同様のシステムで正確に一致させることができます。

    詳しく見る >

ページTOP