今のままで問題ありませんか?

事業が拡大し、案件が増加するにつれ、現行のシステムをさらに活用する方法を模索する必要に迫られるかもしれません。時には単に他のシステムに切り替える方が合理的な場合があります。革新的な手法に移行することで、チャンスが広がったり、コストやリスクが削減される可能性もあります。

OpenLab CDS は、その答えの 1 つです。OpenLab CDS へ移行することで、増え続ける現在の作業量を管理し、生産性とセキュリティを向上させ、将来において拡大する要件に対応できます。移行はすぐに終了するので、業務の中断を最小限にすることが可能です。OpenLab CDS に切り替えるべき主な理由は以下のとおりです。

  • 分析の速度と精度が向上
  • データの取り込みから分析まで、データインテグリティを強化
  • データセキュリティを最大化するための構成と事前テスト
  • 最も簡単なメソッドでデータファイルを転送

OpenLab CDS に移行するべきその他の理由

ラボで OpenLab ChemStation や EZChrom を使用している場合、 OpenLab CDS が次のステップとなります。OpenLab CDS はお馴染みの機能を基盤としながら、作業を短時間で実行できるよう大幅に進化しており、業務の負担を軽減します。同じく重要なポイントとして、サイバー攻撃からデータを安全に保護する、信頼性の高いセキュリティです。では、OpenLab CDS の特長を詳しく見ていきましょう。

効率的で柔軟な
データ取り込み

分析結果をすぐに送信できるようにする、ユーザーフレンドリーなさまざまな機能をご用意しています。複数サンプルの分析結果を保存するといったお客様のワークフローに合った様々な機能が含まれています。

1 回の分析で
最高のピーク結果を取得

積分最適化ウィザードで最適な積分条件を簡単に設定できるだけでなく、その条件をラボ内で共有することにより、一貫した結果を迅速に生み出すことができます。

ソフトウェア内で直接
計算を実行

生成された値をソフトウェア内で直接かつ自動で計算することで、エラーが発生しやすい計算手順が不要になります。よりすばやく、簡単に、コンプライアンス要件を満たすことが可能です。

大量のサンプルセットを視覚化

さまざまなクロマトグラムを独自のグラフィック表示でわかりやすく表示できるため、データレビューが短時間で行えます。対象サンプル、外れ値、機器の問題をすばやく確認できます。

簡単に監査証跡を
レビュー

変更履歴が強調表示されるため簡単にレビュープロセスを実施できるだけでなく、見落としの恐れもなくなるほか、効率的に検索ルーチンを設定してデータの傾向と不整合を特定することも可能です。

簡単にリモートアクセスや
データ共有を実現

ネットワーク構成により一元的にデータを整理して保管することで、アクセス、処理、レポート作成を迅速化します。どこからでも機器やデータにアクセスでき、順番待ちの時間が解消されます。

ビジネス継続性を維持し
コストと時間を削減

データファイルのエクスポートとインポートを自動で実行することで、メソッドの再開発にかかるコストが不要になり、バリデーションの時間とコストを最小限に抑制できます。

再調整することなく
同等の結果を取得

EZChrom や ChemStation を使用している場合、OpenLab CDS では引き続き同じ積分アルゴリズムを使用できるため、簡単に変換可能です。


アップグレードすべき 5 つのサイン

  1. ソフトウェアや OS が旧式またはサポートが終了している、または非対応の OS でソフトウェアやセキュリティアップデートがない(Windows 10 など)
  2. 十分に自動化されておらず、手動操作が必要で生産性に影響を及ぼしている
  3. 既存のシステムにセキュリティのベストプラクティスやデータインテグリティ技術管理がない
  4. データシステムで直接計算を実行できず、Excel にエクスポートする必要があり、データインテグリティに影響を及ぼしている
  5. ラボの分析機器を動作させるために複数のデータシステムが必要となっている

ソフトウェアの切り替えは簡単です

データ移行のプロセスは必ずしも難しいものではありません。ラボには大量のメソッドやデータファイルがあり、移行中の損失を防ぐ必要があります。幸い、OpenLab ChemStation や OpenLab EZChrom から OpenLab CDS への切り替えは最も容易な移行パスであるため、貴重な情報をそのまま移行できます。

OpenLab ChemStation からの移行
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OpenLab EZChrom からの移行
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OpenLab CDS の実例

OpenLab CDS で、どのように作業をより効率的に実行できるかをご覧ください

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移行をご検討中ですか?

移行を開始する前のよくある質問と考慮事項

移行パスとは何ですか?一度にすべてを移行する必要がありますか?

一度にすべてを移行する必要がありますか?インフラストラクチャを変更しない限り(サーバー OS とデータベースバージョンを維持する限り)、既存のシステムにそのまま導入できます。クライアントサーバー構成の場合は、最初にサーバーをアップグレードします。ラボごとに現行のバージョンにアップグレードしつつ、AIC とクライアントを継続的に動作させることができます。一度にすべてを完了させる必要はありません。次に、新しいシステムに移行する必要があるデータを把握することが重要です(すべてを把握する必要はありません)。過去のデータファイルを移行する必要があるか、それらにアクセスする必要があるかを把握します。

移行のためにどのくらいのダウンタイムが必要ですか?

ワークステーション構成で必要なダウンタイムは、通常は 1 日のみです。ただし、クライアントサーバー構成の場合は、アップグレードの計画と導入に、より多くの時間がかかることがあります。移行の計画と実施については、アジレント営業担当者にお問い合わせください。

ソフトウェアの切り替えに関してラボが考慮すべきことは何ですか?

オペレーティングシステム(OS)とソフトウェアの互換性、PC ハードウェアの互換性、機器の互換性を踏まえた上で、アップグレードプロセス中の機器やラボのダウンタイムのための時間を設けます。もう 1 つ考慮することは、コストです。PC ハードウェア、機器、ネットワークインフラストラクチャをアップグレードしなければならない可能性があるため、それらのためのコストを計算することが重要です。このトピックに関する詳細な情報は、How to Plan for and Execute the Migration, Part 2(移行の計画し実施する方法、パート 2)をご聴取ください。

アジレントはソフトウェアの移行に対してどのようなサポートを提供しているのですか?

アジレントが提供する最大のサポートは「計画」です。移行そのもののほか、移行するソフトウェア、ハードウェア要件、ソフトウェア要件に関する計画を支援します。これらの移行の中には、ラボの規模に応じて費用がかかる場合があり、アジレントが計画を支援し、アジレントとお客様が適切なリソースを持っていることを確認することが不可欠です。移行、設置、トレーニングをタイムリーに実行し、成功させるためには、計画を策定し、お客様が適切なリソースを持っていることが最も重要なポイントです。アジレントは、ソフトウェアの基本について段階ごとに学べる、無料のウェビナーとウェブベースのトレーニングをご用意しています。このトピックに関する詳細な情報は、How to Plan for and Execute the Migration, Part 3(移行の計画し実施する方法、パート 2)をご聴取ください。


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