オンデッキサーマルサイクラー

自動マイクロプレート管理

オンデッキサーマルサイクラー

オンデッキサーマルサイクラー(ODTC)は、多数のゲノミクスワークフローや分子生物学ワークフローにおいて重要なツールです。  Agilent Bravo Automated Liquid Handling Platform でこのオプションアクセサリを用いると、サーマルサイクルを自動化プロトコルの一部として実行し、自動運転時間を延長できます。このセットアップが特に有用なアプリケーションは、次世代シーケンシング(NGS)ワークフローのライブラリ調製やターゲットエンリッチメントステップ、エンドポイント PCR、セルベースのアプリケーションなどです。 

VWorks ソフトウェアによって ODTC を Agilent Bravo プラットフォームに完全統合でき、スカート付き 96 ウェル PCR プレートへの直接ピペッティングが可能です。SureSelect NGS 試薬用の検証済みプロトコルと併せて用いることで、サンプル前処理の時間、労力、複雑さを大幅に低減し、ワークフローを効率化できます。

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特長

  • オンデッキサーマルサイクラー(ODTC)はコンパクトで Bravo NGS プレートデッキに完全統合されており、ソフトウェアによる直接制御で自動運転時間の延長が可能
  • ウェル間の温度均一性、短時間での加熱と冷却、マイクロプレート全体にわたるプラトー温度への急速移行により、優れたアプリケーション性能を実現
  • 使いやすい VWorks ソフトウェアで ODTC を制御し、96 ウェルマイクロプレートへの直接ピペッティングが可能
  • 直感的なインタフェースと既製のプロトコルによって NGS メソッドやゲノミクスメソッドをワークフローに組み込んで、柔軟な運用を実現

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仕様

  • 寸法(幅 x 奥行き x 高さ) 156.5 mm x 248 mm x 124.3 mm
    蓋温度 室温 +5.0 K ~ +115 ℃(+5.0 K ~ +239 °F)で調整可能
    各ウェルの最大容量 96 ウェルバージョンで 100 µL/ウェル
    サポートされる PCR プレート スカート付き 96 ウェルプレート
    温度精度 +55 ℃(+131 °F)で ±0.30 K
    温度範囲 +4 ℃ ~ +99 ℃(+39 °F ~ +210 °F)
    温度均一性 +55 ℃(+131 °F)で ± 0.20 °K、+72 ℃(+162 °F)で ±0.20 K、+95 ℃(+203 °F)で ±0.20 K
    重量 7.5 kg

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