マイクロプレートリーダー

BioTek Synergy Neo2 ハイブリッドマルチモードリーダー

BioTek Synergy Neo2 マルチモードマイクロプレートは特許取得済みのハイブリッドテクノロジーを搭載しており、独立光路によって、すべての検出モードで優れた性能を発揮します。帯域幅可変の 4 重モノクロメータ、高感度高透過率フィルタベースの光学系、レーザー TRF、最大 4 つの PMT により、超高速測定が可能です。

CO₂/O₂ 制御、70 ℃ までのインキュベーションなどの高度な環境制御や多様な振とうなど、生細胞アッセイをサポートする各種機能を備えています。BioStack Neo には、自動化、ハイスループット、バーコードラベル付きフィルタキューブなど、ワークフローを簡素化してエラーを低減する機能もあります。高性能な Gen5 ソフトウェアが、完全なリーダー制御、パワフルなデータ解析、LIMS 統合を実現します。

お見積りはこちらお問合せはこちら

特長

幅広いスクリーニングラボ、および医薬品、バイオテクノロジー、学術関連施設に適した柔軟な機能を備えており、高速かつ高性能なマルチモードマイクロプレートイメージングが可能です。
波長幅可変用のモノクロメーター、蛍光偏光、時間分解蛍光、および Alpha レーザー測定用の吸光、蛍光、および発光フィルターを備えたシステムで、高度な性能を実現できます。
4 重モノクロメーター設計を用いた高度な光学系により、性能が向上しています。複数の蛍光シグナルが存在する場合は、波長幅可変設定によって感度と特異性を向上させ、検出下限を下げ、蛍光シグナルのクロストークを減らすことができます。
デュアル PMT によって 2 種類の測定を同時に実行し、従来のシステムよりも早く分析結果を得ることができます。FP、FRET、および TR-FRET 測定をすべて同時に実行し、ラボの時間を節約できます。
Alpha および TRF アッセイ用のレーザーベースシステムでは、2 つのレーザーで感度と測定速度を上げることができます。
マイクロプレートの高速自動処理により、分析時間を短縮できます。専用のスタッカーはデュアルプレートキャリアを備えているため、高速処理により時間を大幅に節約できます。
環境制御により、長期間のカイネティクスアッセイや生細胞アッセイのワークフローでデータの一貫性を確保できます。65 ℃までの温度制御と CO₂/O₂ 制御が可能です。
Take3 プレートと Take3 Trio プレートにより、単一サンプルシステムより短時間で分析できます。ssDNA、dsDNA、RNA、およびタンパクのプロトコルが事前定義されているため、定量結果を迅速に取得できます。

ページTOP

仕様


自動化の互換性	BioStack BioSpa BenchCel サードパーティ
環境制御	結露防止 CO2、O2 制御 4-Zone Incubation to 70 ºC
フィルター検出モード	蛍光強度蛍光偏光 BRET 発光 TR-FRET 時間分解蛍光（レーザー） Alpha（レーザー）
イメージャー/リーダーのオプション	バーコードリーダー試薬インジェクター
機器コントロール	コンピュータソフトウェア
モノクロメーター検出モード	UV-Vis 吸光蛍光強度（波長幅可変）
振とう	8 の字直線円
対応ラボウェア	6 to 1536 ウェル plates Take3/Take3 Trio ペトリ/細胞培養ディッシュ

ページTOP

用途

ハイスピード測定を可能とするデュアル PMT蛍光偏光など、レシオ測定を必要とするアッセイに対しては、FRET および TR-FRET、デュアル PMT システムが超高速スループットを実現します。2 つの蛍光シグナルが同時に取得され、測定速度が 2 倍になります。
TRF、TR-FRET、Alpha に対応した2 種類のレーザーSynergy Neo2 の標準キセノンランプに加え、専用のレーザーベース光学系システムが TRF および Alpha アッセイをより優れた感度で迅速に実行し、より大きなアッセイウィンドウと、より優れたアッセイ z プライマーが得られます。
BioStack Neo がより迅速にプレートを処理自動化が必要な場合、アジレントの最も高速なプレートスタッカーである BioStack Neo が有用です。デュアルプレートキャリアが素早くプレートを処理し、特に複数のプレートを処理する場合など、時間が大幅に短縮されます。

ページTOP

アプリケーション

Take3 プレートによる微量分析Synergy Neo2 は Take3 または Take3 Trio を使用することで、微量測定解析システムとしても機能します。最小 2 µL で 1 度に 16 サンプルまたは 48 サンプルの測定が可能で、他の 1 サンプルずつ測定する装置よりも飛躍的にスループットを向上させます。定義済みの ssDNA、dsDNA、RNA、タンパク定量用プロトコルにより、迅速な定量結果が得られます。
幅広い検出モードで使用できるパワフルなツールSynergy Neo2 は、多様な検出モードを必要とする、多数のアプリケーションに最適です。以下は、この高速かつ高性能のマイクロプレートリーダーに対し最も重要なアプリケーションの一部です。
HTS
バイオマーカーアッセイ
 核酸の定量
 タンパク質の定量
 高速カイネティクス
 HTRF

ページTOP

テクノロジー

ハイブリッドプレートリーダー：柔軟性と高性能
Synergy Neo2 は特許取得済みのモノクロメーターとフィルターの組み合わせにより、さまざまなマイクロプレートアッセイに必要な柔軟性と性能を実現する高度なプレートリーダーです。モノクロメーター：波長幅可変、吸光、蛍光、発光フィルター：蛍光偏光、時間分解蛍光、Alpha レーザー。
詳細をみる >
感度と特異性を向上させる波長幅可変機能
Synergy Neo2 のプレートリーダー光学系は、波長幅可変の 4 重モノクロメーター設計を採用しています。波長幅を 9～50 nm の範囲で 1 nm 刻みで設定できます。広い波長幅設定では、感度が向上し検出限界が低くなります。狭い波長幅設定では、複数の信号が存在する場合の特異性が向上します。
詳細をみる >

ページTOP