LC/MS データ取り込みソフトウェア

質量分析データシステム

LC/MS データ取り込みソフトウェア

LC/MS システムの MassHunter Acquisition ソフトウェアは、装置の制御やデータ取り込みに必要な機能を備えています。オートチューニングにより装置の最適化を行ったり測定メソッドを簡単かつ迅速に設定することがで、シンプルで信頼性の高い装置の運用が可能です。

MassHunter Acquisition ソフトウェアは、Agilent トリプル四重極、飛行時間型(TOF)、および四重極飛行時間型(Q-TOF)LC/MS システムの機能を最大限に引き出します。直観的に操作しやすい設計で、機器のそれぞれの必要な設定を簡単に行うことができ、機器の設定に煩わされることなく、サンプル測定に集中できます。

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特長

  • MassHunter Acquisition ソフトウェアは、Agilent 6200 シリーズ LC/TOF、Ultivo、6400 シリーズトリプル四重極および 6500 シリーズ Q-TOF LC/MS の全システムに使用でき、異なる質量分析計でもほぼ同様の操作が可能です。
  • Microsoft Excel のスプレッドシートからワークリストをインポートすることで、メソッド開発やハイスループットスクリーニングのサイクルタイムを短縮できます。
  • Ultivo および 6400 シリーズトリプル四重極 LC/MS システム用の Optimizer ソフトウェアにより、インフュージョン、フローインジェクション、またはクロマトグラフィー分離によって、測定対象化合物のイオン源のパラメータや MRM トランジションをシームレスに最適化することができます。
  • Ultivo および 6400 シリーズトリプル四重極 LC/MS システムでは、サンプルセットの順番の決定、化合物の最適化、測定、定量解析などの LC/MS 分析に必要なタスクのスケジュールを設定する Study Manager が使用できます。
  • RapidFire や StreamSelect などの、制御ソフトウェアパッケージ(オプション)がサポートされています。
  • アジレント独自の SWARM オートチューンにより、短時間で MS が最高のパフォーマンスを発揮できるようなチューニングができます。
  • All Ions MS/MS 測定では MS のフラグメンターでフラグメントを起こすことで化合物のフラグメントイオンが得られます。TOF および Q-TOF によるターゲット/ノンターゲットスクリーニングを可能にします。
  • 反復 MS/MS 機能では、Q-TOF のスペクトルの品質を向上させることができます。
  • TOF および Q-TOF システム用のオプションの MassHunter WalkUp ソフトウェアはシンプルなユーザーインターフェースで、分析装置を意識せずにオペレーターが測定を可能にします。
  • ソフトウェアに内蔵された管理ツールとユーザーの SOP(標準作業手順書)を組み合わせることで、データのセキュリティや一貫性(インテグリティ)を確保し、アクセスを管理することができます。US FDA 21 CFR Part 11、EU Annex 11 などの電子記録に関する国家的規則に容易に準拠できます。

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