化学メーカーが油、天然ガス、金属、鉱物などの原材料から生み出す製品は、70,000 種類を上回ります。これらの製品は、車両用ガソリン、航空機燃料、化粧品、プラスチック、繊維業界向けの繊維など、あらゆる用途に使用されています。

このような最終製品の生産と商取引には、標準化機関 (SDO) の定める規格が非常に重要な役割を果たします。これらの規格では、製造する製品の一貫性と品質の確保、安全な利用、環境への悪影響の排除を目的に、厳密な仕様を定めています。

アジレントは、新しい規格の開発や普及活動に科学の専門家を参加させることで、さまざまな SDO (ASTM、ISO、EN、GHBT など) を支援しています。先ごろ、ASTM から 2 つの新規格が発表されました。その策定においてアジレントも資金面と技術面で多大な支援を提供しています。

Journal of Chromatographic Science の査読者でもある Dan Villalanti 博士が、疑似蒸留 (SIMDIS) などの困難な分析作業におけるアジレント製品の利用方法を、30 年間以上の経験に基づいて紹介します。
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新しい規格の 1 つである ASTM D8110-17 は、誘導結合プラズマ質量分析 (ICP-MS) による留出燃料の元素分析の試験メソッドです。この規格は、留出燃料の元素汚染の微量測定ソリューションです。留出燃料の元素汚染を検出することで、腐食、触媒毒、その他の悪影響など、ダウンストリーム処理の問題を防止できます。この規格は、留出燃料に関連した作業の品質と安全性の向上に重要です。

アジレントが出資し、先ごろ発表された新規格には、ASTM D8098-17 標準試験メソッドもあります。これはガスクロマトグラフィーとパルス放電ヘリウムイオン化検出器 (PDHID) によって、C2 および C3 炭化水素生成物に含まれる永久ガスを分析するメソッドです。この規格は、ポリマーグレードのエチレンおよびプロピレンでの水素、酸素、窒素、一酸化炭素、二酸化炭素の早期検出に使用できます。

アジレントはお客様と緊密に連携し、日常的に使用される化学物質、燃料、ポリマーの改良に役立つ新しい規格の策定と普及を主導しています。

アジレントは国際規格に準拠するだけでなく、その確立にも貢献しています。


参考資料


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