FAQ(ChemStation・OpenLAB CDSChemStation関連)

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OpenLAB CDS ChemStation

A一般情報

(A)装置

1. 製品の特徴・インフォメーション

2. 各種マニュアル関連

3. アジレント ウェビナー(eセミナー)

4. アジレント ウェビナー(eセミナー)

AOpen LAB CDS ChemStation

(A)ChemStation 一般情報

【共通1】クライアント・サーバ システムのシャットダウン・再開について

本項目は、OpenLabシステム共通(OpenLab用サーバ:ECM、DataStore、ECMXT、CDS Serverによるシステム)となります。

前提

  • 本文は、ドメインコントローラ(サーバ)をWindowsネットワークのユーザ認証とセキュリティ管理に利用して、弊社OpenLab用サーバ、機器コントローラ(AIC)、測定・解析用クライアント、各種分析装置をWindowsのネットワーク下で構成したシステムを対象といたします。
  • サーバ、機器コントローラ、クライアント、分析装置のシャットダウン・再開、および付属する無停電電源装置の停止・再開、バックアップ手順についての個々の詳細は、システム導入時にお引き渡し済の各手順、ならびに弊社FAQの項目を個別にご参照お願いいたします。
  • システムを構成する各サーバ、機器コントローラ、クライアントがお客様 情報管理部門により管理されている場合、既存のポリシーが存在する場合は、お客様 情報管理部門によるポリシーに従って実施をお願いいたします。
  • システムの再開後に、各サーバ、機器コントローラ、クライアント、分析装置の正常稼働を確認する手順については、お客様によるポリシーに従って実施をお願いいたします。
  • 本文はシステムの停止に際して、すべてのサーバを必ず停止することをお勧めするものではございません。一般的な事例として、サーバの停止・再開に伴って、長期稼働しているハードディスクが再開後に障害が発生する事があります。長期休暇等に際して、サーバの停止を行なう事についてはお客様にてご判断をお願いいたします。
  • システムのシャットダウン、再開の際に、各モジュールでエラーなどが確認される場合は、弊社、またはサーバ ハードウエア ベンダーのサポート窓口へお問い合わせください。

手順

  1. 各種分析装置、測定・解析用クライアントのシャットダウンを実施します。
    (ア) シャットダウンまでに、測定、解析操作を完了させます。
    (イ) 装置の「切断」操作が必要なシステムの場合は、切断を実施します。
    (ウ) 装置を単体で操作する事が可能な場合は、クライアントシャットダウン前後で継続してシステムの洗浄、平衡化などを行ない適宜シャットダウンする事は可能です。
    (エ) 分析装置の各操作、シャットダウン手順は別途に取扱説明書、FAQ等をご参照ください。
  2. 機器コントローラのシャットダウンを実施します。
    (ア) シャットダウンまでに、機器コントローラのバックアップを必要時 実施します。
  3. 各OpenLab用サーバをシャットダウンします。
    (ア) 詳細手順はシステム導入時にお引き渡しの資料をご参照ください。
    (イ) シャットダウンまでに、サーバのバックアップを必要時 実施します。
  4. ドメインコントローラのシャットダウンを実施します。
    (ア)シャットダウンまでに、サーバのバックアップを必要時 実施します。
  5. 各ネットワーク機器:ハブ、スイッチ類 の電源を必要時落とします。

再開時

  1. ドメインコントローラを起動します。
    (ア) 各ネットワーク機器:ハブ、スイッチ類の電源を投入します。
  2. 各OpenLab用サーバを起動します。
    (ア) 起動後、WindowsタスクマネージャでCPU、メモリ、ディスクの使用率が安定させるため10~30min程度待ってから次の手順へ進みます。
  3. 機器コントローラを起動します。
  4. 各種分析装置、測定・解析用クライアントを起動します。

【共通2】ケミステーションをバージョンアップしたら、以前あった診断画面がなくなっています。機能がなくなったのでしょうか。

ソフトウェアの構成が変わり、独立したソフト上でのコントロールとなりました。
Agilent LabAdvisor という診断/メンテナンスに特化したソフトからの実行が必要となります。

【共通3】OpenLAB CDS ChemStation の PC にウイルス対策ソフトをインストールしたいのですが、注意すべき点は何ですか?

  1. シマンテック社の Endpoint Protection および Norton、インテルセキュリティ社 (旧マカフィー社) の McAfee のいずれかをご使用ください。
  2. まれに、ChemStation の構成ファイルをウィルスと判断する場合があります。
    その場合には、chem32 フォルダをスキャン対象から外してください。
  3. ChemStation の実行中に、ウィルススキャンが始まらないように設定してください。
    ソフトウェアによっては、定期的に自動でスキャンを実行する場合があります。
    両者が同時に起動すると PC の負荷が増えますので、スキャンの自動実行時刻を変更するか、手動に設定してください。
    また、夜間に ChemStation を起動する場合には注意してください。

【共通4】コンピュータと装置の接続が LAN 接続なのか、GP-IB (HP-IB) 接続なのか確認したい。

ChemStation が起動している場合には、オンライン、オフライン共に終了させます。 Windows のスタートメニューから、[すべてのプログラム] → [Agilent ChemStation] → [コンフィグレーションエディタ] の順にクリックし、コンフィグレーションエディタを起動して確認します。

【GC1】ChemStation を起動すると、「GC が見つかりません」、というメッセージが出る。

6890、7890 の場合は、本体の IP アドレスの設定を確認します。
確認の方法は、Option → Communication にカーソルを合わせ Enter → の順でボタン操作をすると、
本体のAddress が確認できます。

6850 の場合は、コントロールモジュールの SETUP → CONFIGURE → LAN Commu から確認ができます。
装置側の設定と ChemStation → コンフィグレーションエディタを開き、IP アドレスが同じことを
確認します。
相違があれば、編集を行います。

詳細はこちらをご覧ください。

107KB <<クリック

【LC1】OpenLAB CDS ChemStation のオンラインを起動しても装置と通信できないことがあります。どうしたらよいでしょう?

以下の起動手順+A26:A32通りにシステムを起動し直してください。
コンピュータと装置がLAN接続の場合とGP-IB (HP-IB) 接続の場合で起動手順が異なります。

LAN 接続の場合
コンピュータの電源を入れ、Windows を起動します。Windows にログインして画面が出たら、
10秒以上待って LC の各モジュールの電源を入れます。
LC の初期化が終わってから (オートサンプラの動作が終わってから) オンラインを起動します。

GP-IB 接続の場合
LC の各モジュールの電源を入れた後、コンピュータの電源を入れ Windows を起動します。
Windows にログインして画面が出てから、10 秒以上待ってオンラインを起動してください。

(B)ChemStation メソッド アンド コントロール

【共通1】マスターメソッドとシーケンスメソッドの違いは何ですか?

下記リンクの 「OpenLAB CDS ChemStation 補足資料 マスターメソッドとシーケンスメソッド」 を
ご参照ください。
また、OpenLAB CDS 関連マニュアルにも掲載されています。

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【共通2】各プルダウンメニューの表示が一部しか表示されなくなっている。

プルダウンメニューの [表示] の一番下の表示が 「フルメニュー」 になっている場合は、そのフルメニューをクリックしてください。フルメニュー状態に更新されます (表示は 「ショートメニュー」 になります)。

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【共通3】B バージョンを使用時、ファイルパスの名前のところで、最後の ¥ マークの後にメソッドかシーケンスが入っていたがなくなってしまったため、測定したデータのファイルがどこにあるかわからなくなってしまった。どうすればファイルを探せるでしょうか?

シーケンスファイル上のデータパス指定箇所に、データが保存されなかった可能性があります。もう1度
シーケンスファイルを保存したうえで、再度確認をしてください。

【共通4】シーケンステーブルを編集しようとしたらシーケンステーブルのウィンドウ枠が大きくなりすぎて、拡大/縮小等の操作ができなくなった。

ディスプレイ上で、画面の文字表示の設定が中 (M) - 125 % になっている場合、小 - 10 0% (規定) に
変更すると改善します。

【共通5】ChemStation B.04.xx を使用使用していますが、シーケンステーブルでひらがなと漢字を使っていいのでしょうか?

B バージョンは、UNICODE を使用しているので大丈夫です。ただし、禁則文字は使用できません。
ChemStore が付随している場合は、使用できない場合がありますのでご注意ください。

【共通6】分析後に出てくるサマリレポートが、キャリブレーションを変更する前のレポートなので、変更後の情報を反映して再出力する方法は? (シーケンスサマリの設定で)

シーケンス → シーケンスパラメータ を選んだ後、シーケンスパラメータタブ内で 「シーケンス再解析のみ」 を選んで再度シーケンス実行してください。

【GC1】自動スタートアップマクロ失敗 #999 と出て、正常起動できません。

  1. C:\Windows\chemstation.ini をメモ帳で開きます。
  2. [PCS,1 (装置番号) ] セクション中にある、WinSize=Min のサイズを Normal に変更します。
  3. chemstation.ini を上書き保存して閉じます。

詳細はこちらをご覧ください。

【GC2】自動スタートアップマクロ失敗 #16419 と出て、正常起動できません。

コンフィグレーション設定のパスが、書き換わってしまっています。

  1. オンライン、オフラインの ChemStation を閉じて、コンフィグレーションエディタを起動します。
  2. コンフィグレーションのパスを選択して、Data File を \ から C:\Chem32\1\data\ に変更
    します。
  3. ファイルの保存後に画面を閉じて、PC の再起動を実施してから ChemStation を再起動してください。

詳細はこちらをご覧ください。

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【GC3】サンプルトレイの絵が出てこなくなった。

[機器] からインジェクションソースの選択を開き、GC インジェクタが選択されていることを確認します。
マニュアルが選択されている場合は、変更後、メソッド保存を行ってください。
また、メソッド & ランコントロール画面の左上に、バイアルが 1 本のボタンと 3 本のボタンがあります。
ここでは、バイアルが 3 本のボタンが押されていないと表示が消えてしまいます。

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【GC4】オートサンプラがバイアルを運び、注入直前で 「Not Ready」 のままとなってしまった。原因を見るには?

7890 と 6890 では本体の Status ボタンを押し、Not Ready の理由を表示させます。
「External Device」 と表示される場合、ご使用になっていないサンプラなどと GC 本体がリモートケーブルでつながれている場合によく見られる現象です。この場合、GC からリモートケーブルを外します。

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【GC5】カラムの交換手順について

添付資料を参照してください。

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【GC6】測定開始をすると、すぐにオーブンの昇温プログラムが走り出してしまう。

  • シーケンス実行の場合
    シーケンステーブルのロケーション (バイアル番号を指定する部分) がブランクになっている可能性があります。測定したいバイアル番号を入力してください。
  • メソッドのみ実行の場合
    サンプル情報のロケーション (バイアル番号を指定する部分) がブランクになっている可能性があります。測定したいバイアル番号を入力してください。

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【GC7】ALS が動き出さない。

インジェクタの緑色の LED が点灯していることを確認します。
全て点灯、もしくは赤色の LED が点いている場合は、GC ハードウェアの ALS の項を参照してください。
[機器] から注入ソースの選択を開き、GC インジェクタが選択されていることを確認します。
マニュアルが選択されている場合は、変更後、メソッド保存を行ってください。

407KB <<クリック

【LC1】機器コントロール画面のポンプや検出器のアイコンが消えてしまいました。元の表示にするにはどうしたらよいでしょうか?

メニューの[表示] → [システムダイアグラム]を選択すると表示できます。
ここでは、ほかの表示オプションも選択できます。

【LC2】シーケンス終了後に stanby にするよう設定して、ポンプ、カラムコンパートメント、UV 検出器のランプをオフにしたいです。この時、サンプラーの冷却機能は止まりますか?

OpenLAB CDS ChemStation では、シーケンス後に Standby となるように設定しても、冷却機能はそのまま継続されます。

【LC3】フラクションコレクタで、40 トレイを 3 つ使用しています。それぞれのトレイのロケーション番号は何番から始まりますか?

1番目のプレートは 「1」 から、2番目のプレートは 「101」 から、3番目のプレートは 「201」 から始まります。

【LC4】夜間運転を計画していますが、一定時間でポンプをオフにする方法はあるでしょうか?

  1. シーケンス分析の場合は、シーケンスパラメータの「ポストシーケンスコマンド (終了時の設定)」 で 「PUMPALL OFF」を選択する方法があります。
  2. ポンプの設定画面の「溶媒ボトル容量」の機能で、ボトル残量が計算上ゼロになった時点で停止させる方法があります。

※2 の方法は、誤った入力をしたり、特別な設定のまま次に進むと、意図しないタイミングで機能が働き、ポンプが停止することがあります。溶媒ボトルの交換時には、常に正しいボトル残量を入力することをお勧めします。

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【LC5】メソッド保存時に 「パラメーターミスマッチ。検出器パラメーターと・・・」 というウインドウが表示されます。なぜでしょうか?

このメッセージは、メソッド内の取込みシグナル設定と定量設定で使用するシグナルが異なっているときに表示されます。例として、キャリブレーションテーブルを作成した後に、取込み波長を変更した時に発生します。
検出器の波長などが異なる場合は、面積値は違う値となります。取込み波長などを変更した場合は、その波長で新たにキャリブレーションテーブルを作成する必要があります。

【LC6】DAD の Ref 波長を変更した所、"パラメーターミスマッチ"と出てしまいます。

[メソッド] → [メソッド全体の編集] から、データ解析にチェックを入れて OK をクリックした後、シグナル詳細で検量線で使用した波長をメソッドに追加してください。

253KB <<クリック

【LC7】分析を開始したが、スタートしません。考えられる原因は何がありますか?

  1. システム内でノットレディ状態のモジュールがありませんか?
    ChemStation にコンフィグレーションされていない機器の電源がオンになっていてノットレディ状態の場合、開始できない場合があります。
  2. マニュアルインジェクタなど、スタート信号を出す外部機器が正しい設定になっているか、 正しくケーブルが外されていますか?
    マニュアルインジェクタを併用する場合は、LOAD 側に戻してスタート信号を初期状態に戻します。
    外部機器からスタート信号を受けるシステムの場合、その機器を使用しない時はスタート信号ケーブルを外しておくことをお勧めします。

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【LC8】シーケンス分析で、注入量がメソッド設定と異なるようです。レポートにもメソッドと異なる注入量が表示されています。なぜでしょうか? シーケンス時、メソッド設定した注入量と違う量が注入されているようだ。

シーケンステーブルの注入量の項目に、メソッド設定した注入量と違う量が入力されている可能性があります。この場合、シーケンステーブル上の注入量が優先されます。メソッド設定の注入量のみで実施したい場合は、シーケンステーブル上の注入量を消去してください。

326KB <<クリック

【LC9】装置のコントロール画面の 「Start」 「Stop」 ボタンのアイコンが消えてしまったので元に戻したい。

プルダウンメニューの[表示] → [サンプルダイアグラム] を選択して再表示させてください。

【LC10】バイアルを冷却したままシーケンスを終了したい。

シャットダウンマクロの設定ファイルを一部修正します。手順については添付ファイルを参照してください。

217KB <<クリック

【LC11】シャットダウンが発生し、装置のコントロール画面の全ての機器の絵が赤色点灯状態になっている。さらに各機器右上の LED も赤色点灯している。

いずれかの装置にエラーが発生し、各モジュールがシャットダウンしている状態です (原因の多くは液漏れです)。まず、ログブックでエラーの確認をしてください。「1200 (1100) リーク」 と表示されている場合は、その表示された装置に漏れが発生し、漏れセンサーが濡れていることを意味します。液漏れの多くは、カラムの接続部分で発生します。この場合には、カラムヒーター内のリークセンサー付近に溜まった溶媒をふき取り、センサーを乾燥後、システムを再度オンにしてエラーから復帰してください。その後、ポンプで送液し、漏れている箇所を確認してください。

※カラムヒーターのリークセンサーは、左右ヒーターブロックの間の奥のくぼみの中にあります。

【LC12】シーケンステーブルの作成時、「フロントシーケンスラインの無効が見られるので確認してください」 というエラーメッセージが出る。

プレートのコンフィグレーション設定を確認してください。異なったプレート設定になっている場合、正しいウェルの設定にすると、正常に復帰します。

243KB <<クリック

【LC13】シングルランの時は正常だが、シーケンスの時はインジェクション動作が実行されません。PC 画面のインジェクタのアイコンのみグレーになっています。

シーケンスパラメータが「データ解析のみ」の設定になっていると考えられます。[シーケンス] → [シーケンスパラメータ] を選んだ後、シーケンスパラメータタブ内で 「ランタイムチェックリストに従う」 に変更します。

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【LC14】B バージョン使用時、以前にシーケンスを実行した時のメソッドでもう1度分析を実行したい。

シーケンスコンテナ内のシーケンスメソッドを指定して、呼び出してから分析を実行します。

(C)ChemStation データ解析

【共通1】クロマトグラムやフェログラムの絵を他のPC(ソフト)で使いたいのですが、どうすればよいでしょう?

データ解析画面で、[グラフィックス] → [クリップボードへコピー] と操作します。
Windows のペイントなどのプログラムを起動して [貼り付け] を実行して、名前を付けて保存してください。
作成した画像ファイルは、USB メモリなどで他の PC に移動させて利用することができます。

【共通2】同じクロマトグラム内の、あるピークとの面積比をレポートできますか?

クラシックレポートでは、ISTD 計算を利用します。

比較元の基準ピークと、目的ピークのキャリブレーションテーブルを作ります。

この時、キャリブレーションテーブルで、

  1. 基準ピークのアマウントを 1 に設定します。
  2. 目的ピークのアマウントを 1 に設定します。
  3. 基準ピークを ISTD を 「はい」 に設定して、この ISTD アマウントも 1 に設定します。
  4. メニューから、[キャリブレーションテーブルオプション] → [マニュアル設定] を選択します
    (キャリブレーションテーブルの表示が変わります)。
  5. 基準ピークと目的ピークの両方について、レスポンスファクタを 1 に設定します。
  6. キャリブレーションの設定で、表示単位を 「面積比」 など適当に変更します。
  7. [レポート条件] の定量設定タブで、ISTD 法による計算を選択します。

上記の通りに設定したうえでレポートを作成すると、面積比をレポートできます。

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【共通3】解析画面のクロマトグラム表示で、縦軸と横軸の設定をしたが反映されません。なぜでしょう?

プルダウンメニューより [グラフィックス] → [シグナルオプション] を開き、マルチクロマトグラムのスケールを 「全データ同一スケール」 に変更してください。

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【共通4】OpenLAB CDS ChemStationで使用している 「ピーク幅」 とは、50% 半値幅のことですか?

レポートスタイル 「パフォーマンス」 指定時には、50 % (ピーク) 半値幅を使用しています。一方、レポートスタイルが 「簡易 」や 「フル」 などの時は、50 % 半値幅を使用していません。次の計算式に基づく算出数値を半値幅として使用しています。

PW ( (ピーク)半値幅 ) = 0.3 * ( IP right - IP left ) + 0.7 * (面積/高さ)

(ただし、IP right はピークダウンスロープの変曲点、IP left はピークアップスロープの変曲点をそれぞれ意味しています。)

また、ChemStation B.04.01 以上のバージョンの場合、「レポートレイアウト」 機能でにて、既存のテンプレートの中で 「Sig_Performance.frp」 もしくは 「Sig_Performance_jpn.frp」 をレポートした要るとして使用した場合は、50 % 半値幅での出力が可能です。

【共通5】マニュアル積分した結果をファイル化しておくには?

解析画面の [表示] よりウィンドウファンクション/ウィンドウ保存を行います。
このファイルは、測定したデータファイル (xxxx.d) の中に格納されます。
次回データ読み込み後、ウィンドウファンクション/ウィンドウ読みこもうとすると、このファイルが読み込まれます。

【共通6】マニュアル積分した際に表示される面積を消したい。

コマンドラインに、DELANN CHROMREG,,5 と入力してください。

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【共通7】小さなピークを拾わせるには?

スロープ、面積リジェクトを現在の値より小さくしてみてください。

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【共通8】内部標準(IS)計算での解析時、内部標準物質と他の分析物質との面積比を算出したい。

  1. [表示] から [データ解析] に入ります。
  2. [ファイル] から [シグナル読み込み] でクロマトグラムを呼び出します。
  3. [キャリブレーション] → [新しいキャリブレーション] とクリックします。出てきた画面のレベルの
    所を 1 と入力して OK を押します。
  4. [キャリブレーション] → [キャリブレーションテーブルオプション] → [オプション設定] とクリック
    して、計算する値のところでアマウントを選択します。
  5. キャリブレーションテーブルの化合物のところに化合物名を入力し、レスポンスファクタのところに
    1 と入力します。
  6. 内部標準物質の ISTD を 「はい」 にして、ISTD アマウントを 1 または 100 にします。

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【共通9】OpenLAB Chemistation の結果 set をデータを異なる Method で再計算する方法

詳細は添付ファイルをご覧ください。

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【共通10】OpenLAB Chemistation の任意のデータで新しい結果 set を作成する方法

詳細は添付ファイルをご覧ください。

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【GC1】クロマトグラムの縦軸に出ている単位は?

検出器により、それぞれ単位が異なります。
FID、NPD、FPD は pA (ピコアンペア)、
TCD は 25 μV、ECD は 5 Hz となります。

【LC1】DAD や、FLD など、複数の波長 (シグナル) を採取したとき、波長 (シグナル) 毎に別々に検量線を作成するにはどのように操作しますか?(化合物ごとの最適波長でキャリブレーションテーブルを作成するには?)

キャリブレーションテーブルを作成する最初の段階で設定する必要があります。キャリブレーションテーブルのメニューから、[新しいキャリブレーションテーブル] を選択した時に、キャリブレーションモードの 「シグナルを別々に計算」 にチェックを入れると、シグナル別に検量線が作成できます。この設定をしないと、最大面積を持つ波長シグナルで定量することになります。

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【LC2】2 波長 (DAD、FLD など) 以上の組み合わせで取ったデータで、1 波長だけ表示させたり、レポート作成をするには、どのようにしますか?

「シグナル詳細」 の機能の利用と、読み込み時の基本設定を変更することで可能になります。
以下の 2ヶ所を設定する必要があります。

  1. データ解析画面で [キャリブレーション] → [シグナル詳細] を選択して、使用可能シグナルから希望の
    シグナルを選択してメソッドに追加します。追加すると、したのシグナル情報一覧に表示されます。
  2. データ解析画面で [表示] → [プレファレンス] を選択して、「シグナル詳細を使用して読み込み」 に
    チェックを入れて OK をクリックします。

すると、シグナル詳細に登録のあるチャンネルのみ読み込まれて、レポートされるようになります。

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【LC3】ChemStation の A バージョンでは、シーケンス再解析が実行できましたが、OpenLAB CDS ChemStation ではできません。どのようにすればよいですか?

OpenLAB CDS ChemStation では、シーケンスのデータは結果セットにまとめられています。
結果セットは、データ解析画面で連続解析します。シーケンスメソッドを編集後に、
メニューの [シーケンス] → [再解析開始] と操作します。

【共通11】クロマトグラムのアスキー出力(CSV出力)を行う方法について

本手順は、Chemstation A、B、C 各バージョン共通です。

手順

  1. データ解析画面:ファイルメニュー → エクスポートファイル → CSVファイル を実行します。
  2. 書き込みデータCSV 画面:シグナル ラジオボタンを選択します。
  3. 参照ボタンを実行して、ファイル名、パスを適宜に設定します。 → OKボタンを実行します。
  4. シグナルエクスポート 画面:出力したいシグナルを選択して → OKボタンを実行します。
  5. 指定したパスにCSVファイルが作成されます。

画面詳細は、こちらのファイルをご参照ください。

【共通12】OpenLab ChemStation での積分パラメータ最適化のヒント

OpenLab ChemStationでの積分パラメータ最適化のヒントはこちら

【共通13】OpenLab ChemStation C.01.04 以降での JP 対応レポート出力について

OpenLab ChemStation C.01.04 以降での JP 対応レポート出力についてはこちら

(D)ChemStation レポートレイアウト

【共通1】シーケンス印刷を行うと枚数が多い。以前のバージョンのように枚数が少なくて済む印刷フォーマットに変更したい。

設定ファイルの変更が必要です。

  1. ChemStation を終了させます。
  2. C:\WINDOWS\Chemstation.ini をメモ帳で開き、[PCS] の項目の最終行 ([PCS,1] の 1 つ上の行) に「PrintSeqOldLayout=1」 と入力し、
    ファイルを上書き保存します。

ChemStation を再度起動させると、旧フォーマットでの出力が可能になります。元に戻すには、 「PrintSeqOldLayout=1」 の行を削除して、ファイルを上書き保存します。

250KB <<クリック

【共通2】レポート出力時、面積値の数値が e (指数) を含めた表示になってしまう。少数点以下を変更したり、この e (指数) 表示をなくすことは可能でしょうか?

クラシックレポートの場合、この表示は変更できません(クラシックレポートのカスタム作成をすれば可能です)。
インテリジェントレポートを使用すると、値の書式の設定で四捨五入の設定や、有効数字の桁数を設定することができます。

274KB <<クリック

【共通3】レポートの出力先をファイルにした場合、保存先の指定はできますか?

レポートの出力先がファイルの場合、格納先は測定したデータフォルダの中に入ります。変更はできません。

【共通4】分離度や理論段数をレポートするにはどうすればよいでしょうか?

データ解析画面のメニューから、[レポート]→[レポート条件]を開き、レポートスタイルで「パフォーマンス」または「拡張パフォーマンス」のレポートを出力してください。「拡張パフォーマンス」の場合は、キャリブレーションテーブルが作成され、化合物が割り当てられていることが必要です。日本薬局方への対応については下記添付ファイルを参照してください。

1,230KB <<クリック

【共通5】レポートでは、面積値の数値が小数点以下4桁になっています。これを変更できますか?

クラシックレポートの場合、既存のレポートスタイル (簡易、パフォーマンスなど) では、固定のため変更はできません。ただし、レポートレイアウト機能で小数点の変更を修正したレポートスタイルを作成することは可能です。

インテリジェントレポートの場合、値の書式の設定で表示桁数を設定することができます。

272KB <<クリック

【共通6】レポート印刷した際に、クロマトの線が一部消えてしまっている。

プリンタの設定を確認してください。
CANON 製プリンタの場合は、添付ファイルの手順に従って設定変更をお願いします。

60KB <<クリック

【共通7】レポートを PDF ファイルに変換したい。

ChemStation のリビジョンが B.03.01 以降であれば、プリンタに 「novaPDF」 が登録されています。出力プリンタを novaPDF に設定してからレポートを印刷すれば、PDF ファイルが作成できます。B.02.01-SR2 以前のリビジョンの場合は、OS に適した Adobe 社の Acrobat などのソフトウェアが別途必要になります。

【共通8】レポートレイアウトで、クラシックレポートを作成したい。

機器コンフィグレーション画面での変更が必要になります。OpenLAB コントロールパネルを起動し、機器メニューで該当装置を選択してください。画面右上の「機器コンフィグレーション」アイコンをクリックします。ポップアップ画面の機器コンフィグレーションウィンドウ右上に表示されている、「インテリジェントレポートを有効」 チェックを外してください。

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【共通9】レポートレイアウト画面で、プレビューを選択すると、デモデータを使用して、プレビューされてしまう。

データ解析画面で実際のクロマトグラムを読み込んだ後に、[レポート] → [レポート印刷] をクリックしてください。その後、レポートレイアウト画面に移動して確認します。

336KB <<クリック

【GC1】クロマト上に化合物名を表示させたい。

キャリブレーションテーブルを作成し (定量しない場合でも設定してください)、化合物名を設定してください。その後、[グラフィックス] の [シグナルオプション] で、化合物名にチェックを入れてください。最後に、メソッドを保存してください。

64KB <<クリック

【GC2】SN 表示をさせたい。

添付ファイルを参照してください。

321KB <<クリック

【LC1】ChemStation レポートの打ち出しでシグナルだけ印刷したい。余分な情報 (流量、圧力) を消したい。

シグナル読み込み画面のモニターカーブで、チェックを外してください。

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【共通10】スタマイズしたクラシックレポートの登録方法

本手順は、Chemstation A、B、Cバージョン共通です。

手順

  1. レポート画面:「ファイル」メニュー→ 「テンプレートを名前を付けて保存」を実行
  2. 「名前を付けて保存」ダイアログ
    • Chemstation C.01.0x バージョン以降 :C:\Chem32¥Repstyle¥Ja-Jpフォルダを選択してファイル名を設定します。
    • Chemstation B.04.0x 以前: C:\Chem32¥Repstyleフォルダを選択してファイル名を設定します。
  3. ファイルメニュー→ レポートスタイルの追加→ レポートスタイル名の入力:名前を入力してOKボタンを実行します。
  4. レポートメニュー→ レポート条件 スタイル:レポートスタイル プルダンから、登録したレポート名が表示されます。

(E)トラブルシューティング

1. OpenLabソフトウエアの起動時に、メッセージ[ライセンスが不足しています]が表示される。

本項目は、OpenLab CDS Chemstation Cバージョン、OpenLab CDS EZChrom、OpenLab CDS 2の各製品で共通となります。

該当ソフトウエアの起動時に、エラーメッセージ: 「ライセンスが不足しています」が表示されて起動が中断する場合は、以下の手順をお試しください。

  1. PC再起動
    1. OpenLab関連のプログラムをすべて完了し、PCを再起動して再発の有無をご確認ください。
    2. PC再起動のみで解消しない場合は、手順2をお試しください。
  2. ライセンス関連ファイルの削除 →PC再起動
    1. OpenLab関連のプログラムをすべて完了し、Agilent OpenLab関連サービスを停止します。
    2. タスクマネージャ: サービス タブを選択し、画面右下の「サービス管理ツールを開く」ボタンを実行します。
    3. サービス管理ツール:Agilent OpenLab Diagnostics Toolsサービスを右クリック→停止 を実行します。
    4. 「別のサービスの停止」画面が表示されるので、「はい(Y)」ボタンを実行して進みます。
    5. サービス管理ツール: Agilent OpenLab License Server サービスを右クリック→ 停止 を実行します。
    6. 以下のファイル2点を削除、またはデスクトップなどへ移動してください。
      1. C:\ ProgramFiles(x86)\ Agilent Technologies \ OpenLABServices \ Licensing \ Flexera \ conf \ concurrent_state.xml
      2. C:\ ProgramFiles(x86)\ Agilent Technologies \ OpenLABServices \ Licensing \ Flexera \ conf \ activation_state.xml
  • 削除完了後にPCを再起動し、再発の有無をご確認ください。

※ 上記手順をお試し頂いて改善しない場合、弊社サポート窓口へご相談ください。

2. OpenLab診断ログ、アクティビティログの採取・保存手順

トラブルシューティング時に採取する内部ログの保存方法について OpenLab CDS 2、OpenLab CDS Chemstation、OpenLab CDS EZChrom共通の手順です。

  • 弊社サポートよりトラブルシューティング目的として、OpenLabシステムでの診断ログ、アクティビティログのご提供をお願いする場合がございます。
  • その際は、こちらのファイルより手順をご参照いただき、弊社へアップロード、送付を御願いいたします。
  • 具体的なアップロード先、送付の方法については、担当エンジニアからの依頼を参照ください。