アッタッチメント: | |
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透過アタッチメント 透過アタッチメントでは、固体、液体、気体の透過測定ができます。固体は、KBr錠剤法、ヌジョール法、 キャストフィルム法などによる測定が行えます。液体は、従来の液体セルを用いて測定を行います。 気体は、専用のガスセルを用いて測定を行います。また、アタッチメント内部のパージが可能で、 ポリマーフィルムの測定にも適しています。 |
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DialPath アタッチメント |
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TumblIR アタッチメント TumblIR アタッチメントは、液体の透過測定ができます。洗浄に手間の掛かる、従来の液体セルを使用せずに、 簡単に測定が行えます。TumbleIR には 1 つの光路長が設定されています。測定の目的に応じて光路長を 変更したい場合は、DialPathアタッチメントを選択してください。 |
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ダイアモンド ATR アタッチメント (1 回反射型) ダイアモンド ATR アタッチメントは、スループットの高い光学設計により、高品質のスペクトルを確実に得ることが できます。ATR 法は、透過法に比べると赤外光が減衰するため、感度は低くなります。しかし、Cary 630 FTIR の 独自のデザインとダイアモンド ATR の組み合わせでは、他のルーチン FTIR システムに比べてエネルギースループットが 約 30 % 高くなります。そのため、低ノイズで高品質の結果を短時間で得ることができます。 |
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ゲルマニウム ATRアタッチメント (1 回反射型) ゲルマニウム ATR アタッチメントは、ダイアモンド ATR アタッチメントの光学設計と同じですが、Ge 結晶を使用して いるために異なった特性となります。Ge 結晶では、滲み込み深さが浅くなるため、光路長は短くなります。これにより、 吸収の強いサンプルやカーボンを含有しているタイヤ、ゴム、O-リングなどの高屈折率サンプルの測定に最適です。 |
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ZnSe ATR アタッチメント (5 回反射型) ZnSe ATR アタッチメントは、ZnSe 結晶とサンプルを広く接触させることのできる、大きな結晶を使用しています。 そのため、反射回数を増やすことができ、その結果、光路長が長くなります。これにより、ASTM D-7371 メソッドに 従ったバイオディーゼルの分析など、微量成分の分析に求められる検出レベルの向上が実現します。 |
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正反射アタッチメント 正反射アタッチメントは、反射測定用のアタッチメントで、入射角度が 10°と 45°の 2 種類を用意しています。 基板上のコーティングや塗膜、汚染成分などの同定や正反射率の測定ができます。45 °入射の正反射アタッチメントは、 透過アタッチメントと組み合わせて使用する必要があります。 |
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拡散反射アタッチメント 拡散反射アタッチメントは、粉末または固体サンプルの拡散反射測定ができます。この手法は、使いやすいだけではなく、 ATR よりも高感度な定量分析が行えます。Cary 630 FTIR 光学系に最適化されており、迅速で正確な測定のために最高の 感度を提供します。ATR は最も簡易な測定手法ですが、感度の調整は困難です。拡散反射法では、KBr とサンプルの 混合比を変えることによって、さらに広い濃度範囲を測定できます。 |
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ZnSe ATR アタッチメント (1 回反射型) ZnSe ATR アタッチメントは、ZnSe 結晶とサンプルを広く接触させることのできる、大きな結晶を使用しています。 独自のデザインせにより、他のルーチン FTIR システムよりもエネルギースループットが向上しています。そのため、検出下限の感度が向上し、高速なデータの取得を可能にしています。 リーフレット(5991-6930JAJP)2016/7/15 up |