Pub.No. 5994-9329JAJP
このアプリケーションノートでは、Agilent 8890B GC システムを用いた高純度 p-キシレン中の微量 m-キシレン分析について紹介します。システムの安定性と堅牢性を重視した高分離能メソッド(分析時間 19.3 分)と、より細径のカラムを用いた高速メソッド(分析時間 13.8 分)の 2 種類の分離条件を評価しました。高速メソッドは分析時間を約 40 % 短縮できる一方で、堅牢性はやや低下します。10 ~ 50 ppm の m-キシレン濃度範囲で優れた直線性が確認され、決定係数(R²)は高分離能メソッドで 0.99950、高速メソッドで 0.99975 を達成しました。また、50 ppm の m-キシレンを 200 回連続注入して評価した結果、ピーク面積の相対標準偏差(RSD)は高分離能メソッドで 1.68 %、高速メソッドで 2.88 % となり、高い再現性が示されました。平均 S/N 比は、高分離能メソッドで 98.5、高速メソッドで 27.7 でした。さらに、本稿では Agilent 8890B GC のアーリーメンテナンスフィードバック(EMF)カウンタおよびピーク評価機能の設定と活用方法についても解説します。
| 分野 | エネルギーと化学、一般化学(スペシャリティケミカル) |
|---|---|
| キーワード | p-キシレン分析、 m-キシレン測定、 Agilent 8890B GC、 ガスクロマトグラフィー、 微量不純物分析 |
| 掲載年月 | 2026/09 |
| ページ数 | 13ページ (PDFファイルサイズ 1.32MB) |