GC による NMP の溶媒純度評価

Pub.No. 5994-8126JAJP

Agilent 8850 GC による N-メチルピロリドン(NMP)の純度分析

NMP は、半導体、コーティングおよび接着剤、医薬品などの多くの業界で不可欠な、よく使用される溶媒です。リチウムイオン電池(LiB)の製造プロセスにおける NMP の役割は、特に注目されています。

このアプリケーションノートでは、N-メチルピロリドン(NMP)の分析メソッドを説明します。設置面積の小さい Agilent 8850 GC と Agilent J&W DB-23 キャピラリカラムを使用して市販サンプルと顧客サンプルを分析し、NMP の溶媒純度を評価しました。J&W DB-23 で分離すると他の種類の GC カラムより多くの微量不純物を検出できるため、生産やバッチの傾向を特性解析するための重要なデータを取得できます。8850 GC と Agilent 7650A 自動液体サンプラ(ALS)を使用して各サンプルを 10 回分析した場合の統計的精度は、NMP 溶媒面積の RSD が 0.5 ~ 4 % でした。また純度の計算結果はサンプル認定の ± 0.22 % 以内でした。

分野 材料試験と研究
キーワード N-methyl; pyrrolidone; analysis; NMP; J-W; DB-23; capillary; column; GC; 8850; small; organic; solvents; lithium-ion; gatteries; LiB; 7650; ALS 
掲載年月 2025/06
ページ数 7ページ (PDFファイルサイズ 569kB)

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(PDF 570KB)