Pub.No. 5994-7377JAJP
エピジェネティクスはDNA のメチル化やヒストン修飾といった化学修飾に基づく遺伝子発現制御機構であり、疾患の発症や進行、成長や発達などに重要な役割を果たす知見が近年多く示されています。特に、CpG 部位の7 ~ 8 割で見られるシトシンのメチル化は、ヒトを含むほぼ全ての生物種における重要なエピジェネティック部位として知られています。これまでにCpG 部位を手掛かりとした多数の検出方法が開発され、様々な知見が生まれています。
メチル化キャプチャシーケンスでは、全ゲノムバイサルファイトシーケンスとは異なり、目的とする領域を濃縮してバイサルファイト処理を行うことから、効率的なシーケンスを行うことが可能となります。本アプリケーションノートでは、アジレントのBravo NGS 自動化システムおよび複数のSureSelect を組み合わせ、従来法よりDNA 量を低減したメチル化キャプチャシーケンス解析の一例をご紹介いたします。
分野 | ゲノミクス |
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キーワード | Agilent; Bravo; NGS; Methyl Capture; Epigenetics; histon modification; NDNV analytics; DNAメチル化キャプチャ法; DNA開始量低減; アジレント |
掲載年月 | 2024/07 |
ページ数 | 8ページ (PDFファイルサイズ 1.49MB) |