ICP-MS を用いた植物性タンパク質食品および細胞培地の食品安全性分析

Pub.No. 5994-5181JAJP

ICP-MS 用 EAM 4.7 メソッドに従った代替肉中の重金属および微量元素の測定

さまざまな理由により、菜食を採用するか、動物由来の食品の摂取を控える人の数が増えています。非肉由来のタンパク質または培養タンパク質製品の安全性確保のため、メーカーは適正製造規範(GMP)に適合する必要があります。米国食品医薬品局(US FDA)ではさまざまな食品を規制しますが、例えば、FDA 元素分析マニュアル(EAM)4.7 は、マイクロ波による酸分解を使用して前処理した食品分解物中の 12 元素を ICP-MS により測定する方法について記述したメソッドです。

この研究では、Agilent 7850 ICP-MS と Agilent SPS 4 オートサンプラを使用して、複数の植物由来の代替肉サンプル中の 30 元素および細胞培地溶液中の 29 元素を分析する方法について説明します。7850 ICP-MS は、EAM メソッドで規定されている公称検出限界要件を上回っただけでなく、UHMI エアロゾル希釈技術を使用した場合、48 時間にわたる ISTD 回収率で優れた安定性を示し、メソッドの堅牢性も実証されました。

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分野 食品および飲料検査
キーワード heavy metals alternative meats; nutrient analysis plant proteins; elemental analysis of plant-based meats 
掲載年月 2023/02
ページ数 15ページ (PDFファイルサイズ 1021kB)

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