GC/MS/MSを用いたホウレンソウ中の残留農薬多成分一斉分析

Pub.No. 5994-4967JAJP

GC/MS/MSを用いたホウレンソウ中の残留農薬多成分一斉分析

このアプリケーションノートでは、分析の難しいクロロフィルを多く含むホウレンソウ中の 200 種類を超える農薬の分析において、十分なクロマトグラフィー分離能を維持しながら、10 分間の高速かつ堅牢な GC/MS/MS 分析を実現するための 2 つのアプローチについて説明します。最初に、従来の 15 x 15 m(0.25 mm x 0.25 µm)ミッドカラムバックフラッシュ構成を用いて、高速オーブン昇温による 10 分の分析を行いました。次に、ミニボア 10 x 10 m(0.18 mm x 0.18 µm)ミッドカラムバックフラッシュ構成を使用して、10 分の高速分析を実現しました。後者のメソッドは、Agilent GC メソッドトランスレーションを使用して正確にメソッド変換しました。ミッドカラムバックフラッシュでは、カラムのトリミングとイオン源のクリーニングを最小限に抑えることにより、メソッドの堅牢性およびシステムのメンテナンスフリーでの長時間分析が実現できました。

分野 食品および飲料検査
キーワード pesticide analysis; midcolumn backflush; 8890 GC; 7000E GC/TQ; 7010C GC/TQ 
掲載年月 2022/08
ページ数 15ページ (PDFファイルサイズ 5.33MB)

アプリケーションノートを見る
(PDF 5.33MB)