自動サンプル前処理を用いた GC/MS による哺乳類糞便中の短鎖脂肪酸の分析

Pub.No. 5991-9103JAJP

自動サンプル前処理を用いた GC/MS による哺乳類糞便中の短鎖脂肪酸の分析

このアプリケーションノートでは、Agilent 5977B GC/MSD と Agilent 7890B GC および Agilent 7693A オートサンプラで構成されるシステムを使用した哺乳類糞便中の短鎖脂肪酸(SCFA)のプロファイリングメソッドを紹介します。糞便中の SCFA は、プロファイリングや定量が重要であるにも関わらず、揮発性および親水性が高いことから、その分析には技術的困難が伴います。今回の研究では、サンプルを乾燥することなく、水溶液中でクロロギ酸イソブチル/イソブタノールによる誘導体化を行いました。 このプロトコルを用いて C1~C7 の酸(ギ酸からヘプタン酸)の分析メソッドを開発し、哺乳類糞便中の7 種類以上の SCFA を GC/MS で正確に同定、定量することができました。

分野 メタボロミクス
キーワード 5977B GC/MSD、 Agilent 7890B GC、 Agilent 7693A、 短鎖脂肪酸、SCFA、 水溶液中、クロロギ酸イソブチル/イソブタノール 
掲載年月 2020/03
ページ数 6ページ (PDFファイルサイズ 2.67MB)

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