キャピラリーLC-ICP-MS と トリプル四重極 ICP-MS を用いたペプチドとホスホペプチドの同時定量

Pub.No. 5991-1461JAJP

キャピラリーLC-ICP-MS と Agilent 8800/8900 トリプル四重極 ICP-MS を用いたペプチドとホスホペプチドの同時定量

キャピラリー LC (capLC) とAgilent 8800/8900 トリプル四重極 ICP-MS の MS/MS モードのマスシフトモードを組み合わせることにより、ホスホペプチド中のリン (P) と硫黄原子含有ペプチド中の硫黄 (S) の微量分析を可能にしました。ICP-MS 法では報告されていない最高の絶対検出下限を実現することができました。干渉イオン除去も効率的に行われ、S の同位体比も良好に一致し、最良のピークプロファイルと S/N 比を得ることができました。本研究にて、キャピラリー LC と Agilent 8800/8900 トリプル四重極 ICP-MSを繋げ、P 含有ペプチドと S 含有ペプチドの高感度一斉定量の可能性を実証しました。 (revised June 1, 2016)

分野 プロテオミクス
キーワード ペプチド、ホスホペプチド、プロテオミクス、ICP-MS、キャピラリーLC、 Agilent 8800、 トリプル四重極 ICP-MS、 8900、 ICP-QQQ 
掲載年月 2016/06
ページ数 8ページ (PDFファイルサイズ 646kB)

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使用分析装置

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Agilent 8800 トリプル四重極 ICP-MS

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分析結果の一例

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BNPP で調整した 31P とメチオニンで調整した 32S の標準溶液 0、25、50、100、200 ng/mL の検量線。注入量は 2 μL、流量は 5 μL/min、グラジェントのプログラムは本文を参考。