2100 バイオアナライザと従来からの DNA 分析手法との比較

Pub.No. 5980-0549EN

Comparing the Agilent 2100 Bioanalyzer performance to traditional DNA analysis techniques (2100 バイオアナライザと従来からの DNA 分析手法との比較)

pBR322 (BstNI 処理)DNA (0.05 ~ 500 ng/uL) に関して、1% アガロース電気泳動 (SYBR® Gold、ethidium bromide で検出) との感度比較を行った。その結果、バイオアナライザ DNA 7500 キット では 0.02ng の断片を検出することができ、最も高い感度を示した。
また、定量性の確からさについては (市販 Low DNA Mass Ladder 使用)、直線性の与えられるダイナミックレンジ (0.5 ~ 50 ng/uL, r2=0.9988) と accuracy (85 - 90%) を確認した。
同様にバイオアナライザ DNA 12000 キットについて、同様の検討を Adenovirus 2 DNA (Dra I 処理) を用いて行った結果、アガロースゲル電気泳動よりも高い分離能を示した。

分野 ゲノミクス
キーワード 感度比較、リニアダイナミックレンジ、定量性、分離能 
掲載年月 2000/05
ページ数 8ページ (PDFファイルサイズ 171kB)

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使用分析装置

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2100 バイオアナライザ

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分析結果の一例

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pBR332/Bst NI 消化のゲルイメージ
A) 2100バイオアナライザ
B) アガロースゲルの SybrGold™ 染色
C) アガロースゲルのエチジウムブロマイド染色