ZORBAX 逆相カラム

低分子分析用 LC カラム

ZORBAX 逆相カラム

ZORBAX カラムファミリーは、逆相 HPLC 用の最も一般的な高速液体クロマトグラフィー(HPLC)カラムファミリーの 1 つです。ZORBAX カラムは、従来の全多孔質粒子をベースにしており、最高レベルの保持容量と分解能を実現しています。Eclipse Plus、Eclipse XDB、StableBond、Bonus-RP などの ZORBAX カラムのポートフォリオでは、さまざまな種類の固定相を提供しており、使用するアプリケーションに合わせて適切なカラムを選択できます。サブ 2 µm 粒子を使用して分解能を向上させ、システム効率を最大化して、分取 HPLC や簡単な HPLC メソッド移管まで確実にスケールアップします。

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特長

  • 1.8、3.5、5 µm サイズで使用できる、従来の全多孔質粒子。一部の製品では、分取 HPLC 用の 7 µm 粒子も使用可能(「分取 LC カラム」のセクションを参照)
  • ZORBAX Eclipse Plus カラムは、中 pH でのメソッド開発の出発点として推奨されており、全多孔質シリカベースのカラムにより最高レベルの性能を実現
  • ZORBAX StableBond カラムは、pH 1 までの低 pH アプリケーションにおいて最高レベルの安定性を実現しており、ZORBAX SB-Aq カラムは、100 % の水を含む水比率の高い移動相により堅牢で再現性の高い分離を実現
  • ZORBAX Eclipse XDB–C18、C8、Phenyl、CN カラムは、メソッド開発の最適化において 4 種類の結合相から選択可能。これらのカラムは、eXtra Densely Bonded(XDB)カラムであり、可能な限り多くの活性シラノールに対応するように、独自のプロセスでダブルエンドキャップ処理を実施。Eclipse XDB カラムは、1.8、3.5、5、7 µm の粒子サイズで使用でき、高速、高分解能、分析および分取スケールの分離を実現
  • ZORBAX Extend-C18 カラムは、最大 pH 11.5 の高 pH アプリケーションで使用する塩基性化合物において、高い効率と選択性を実現
  • ZORBAX Bonus RP カラムは、C14-アルキル鎖にアミド連鎖が埋め込まれた結合により、特異的な選択性を実現。100 % 水性移動相、および標準の逆相カラムに保持されない化合物に最適
  • ZORBAX Rx カラムは、高純度(> 99.995 %)の多孔質シリカを使用することにより、カーボン量を向上(12 %)
  • ZORBAX Eclipse PAH カラムは、EPA 610 中の 16 種類の多環芳香族炭化水素(PAH)の高分解能分離を実現しており、PAH による厳密な試験により最高レベルの再現性について実証済み
  • ZORBAX ラピッドレゾリューション High Definition(RRHD)カラムには 1.8 µm 粒子が充填されており、最大 120 MPa までの安定性と、幅広い複雑なサンプルの高速で高分解能の分離を実現
  • ZORBAX Rapid Resolution High Throughput(RRHT)カラムは、1.8 µm 全多孔質粒子を使用することにより、圧力上限 60 MPa での超高速および高分解能分析において最高レベルの分解能を実現
  • Agilent UHPLC Guard は、性能を低下させずに分析カラムの寿命を延長し、カラムの端に直接フィットする、取り付けが容易なハードウェアを使用

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用途

  • 適切な Biopharma HPLC カラムが簡単に見つかる直感的な eSelector ツール

    >Biopharma HPLC カラム eSelector ツールを使用すれば、すばやく簡単に適切な Biopharma HPLC カラムが見つかります。カラムの選択は以下のいずれかから始められます。

    •固有のアプリケーション分野
    •分離モード
    •他社の部品番号

    eSelector ツール(英語)

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アプリケーション

  • ベンゾカイントローチ剤用の USP アッセイメソッドの簡単な移管

    ベンゾカイントローチ剤用の米国薬局方(USP)アッセイメソッドの移管についてご紹介します。このメソッドは柔軟性が高く、あらゆる機器に作業を割り当てることができます。分析時間が短縮され、スループットが向上しているため、ラボの生産性が向上します。短いカラムに対して許容されている調整を適用することにより、追加のバリデーションが不要になります。表面多孔質カラムを使用することで、5 µm カラムよりも短時間で結果が得られます。分析時間は、元のメソッドによる時間の 40~70 % 短縮されています。

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