ストップフロー法カイネティクスを用いた 高速化学反応のモニタリング

Pub.No. SI-A-1177JAJP

ストップフロー法カイネティクスを用いた 高速化学反応のモニタリング

多くの要素によって化学反応の速度は影響を受けます。要素には、金属、配位子のサイズと電荷、反応物質の濃度、pH や温度などの環境条件が含まれます。これらすべての要因により、ミリ秒から数時間、数日の範囲の半減期を持つ系が生じる可能性があります。反応をモニタリングする方法の 1 つが、UV-Vis 分光光度計です。反応物質または生成物の吸光度が反応時間の関数として変化する場合、通常はこの方法を採用することができます。半減期が数分より長い反応には従来のセルで十分ですが、1 秒または数ミリ秒以内に終了する反応には専用の装置が必要になります。高速カイネティクスアクセサリ(またはストップフロー装置)を使用すれば、そのような高速反応を測定できます。この研究では Cary 50 UV-Vis を使用しましたが、Cary 50 UV-Vis の後継機 Cary 60 UV-Vis も使用可能です。
2021年8月改訂

分野 一般化学(スペシャリティケミカル)
キーワード UV-Vis、 分光光度計、 吸光度、カイネティクス、 UV; UV-Vis; spectroscopy; Cary 50; 60; 300; stopped flow; fast wavelength scann 
掲載年月 2021/08
ページ数 4ページ (PDFファイルサイズ 325kB)

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使用分析装置

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Cary 60 UV-Vis 分光光度計

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分析結果の一例

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Cary 50 で収集した緑色の食用色素と漂白剤の
414 nm における吸光度の変化