Agilent InfinityLab Poroshell 120 Aq-C18 カラムを用いたペプチド標準品の分析: LC/MS に適した移動相条件で保持分離の改善を確認

Pub.No. 5994-6979JAJP

Agilent InfinityLab Poroshell 120 Aq-C18 カラムを用いたペプチド標準品の分析

Agilent InfinityLab Poroshell 120 Aq-C18 カラムは、低背圧・高カラム効率の表面多孔質カラムPoroshell 120 シリーズの C18 カラムで、結合相のアルキル基の密度を最適化することで、高極性の分析種に対して優れた保持分離を示します。このアプリケーションノートでは、ペプチド標準品 10 種混合物を、ペプチド分析専用カラムである AdvanceBio Peptide Plus と Poroshell 120 Aq-C18 を用いて、LC/MS と LC/DAD でその性能を評価した結果を紹介します。Poroshell 120Aq-C18 は、LC/MS に適した低イオン強度のギ酸を添加した移動相のグラジェント分析おいて、前半に溶出する 5 種の高極性ペプチドの保持分離が大きく改善しました。さらにグラジェント条件を最適化することで、後半に溶出するペプチドの分離も改善し、分析時間も短縮されました。この条件は LC/MS、LC/DAD の双方で利用可能です。これらの検討結果から、Poroshell 120 Aq-C18 は高極性の分析種においても LC/MS 分析に適した条件で測定ができることが分かりました。

分野 バイオ医薬品/医薬品
キーワード ペプチド分析; Poroshell 120; Aq-C18; LCカラム; 高極性化合物; LC/MS; LC; DAD; ペプチド標準 
掲載年月 2023/12
ページ数 4ページ (PDFファイルサイズ 472kB)

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