UV-Vis 測定におけるデータインテグリティの向上と分析データのばらつきの排除

Pub.No. 5994-1206JAJP

UV-Vis 測定におけるデータインテグリティの向上と分析データのばらつきの排除

一般に、医薬品分野の品質保証/品質管理 (QA/QC) プロセスでは、医薬品の製造中および製造後に、治療効果のある成分と賦形剤を定期的にモニタリングする必要があります。そのための手段として確立されているアプローチの 1 つが、検量線を使用した UV-Vis 分光光度計による濃度の測定です。この分析法は信頼性が高い一方、測定データにばらつきが生じ、これによってデータインテグリティが損なわれる可能性があります。このようなばらつきの原因として最も可能性が高いのは、機器または環境に起因する誤差やオペレータエラーです。 アセチルサリチル酸 (ASA) は、坑リウマチ薬、坑炎症薬、および一般的な疼痛緩和薬として広く用いられているアスピリンの有効成分です。今回の研究では、Cary 3500 UV-Vis分光光度計でのみ可能なアプローチを実証するために、この成分を使用しました。

分野 バイオ医薬品/医薬品
キーワード GLP; data integrity; ALCOA; Cary 3500 
掲載年月 2019/10
ページ数 4ページ (PDFファイルサイズ 727kB)

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