LC/ESI/MS/MS によるアテノロール中の遺伝毒性「不純物D」の定量

Pub.No. 5990-4460JAJP

Agilent 1200 シリーズRRLC および6410B トリプル四重極LC/MS システムを用いたLC/ESI/MS/MS によるアテノロール中の遺伝毒性「不純物D」の定量

アテノロールは心臓選択性β遮断剤です。これは、高血圧、狭心症、不整脈、心筋梗塞の治療に使用します。アテノロールは偏頭痛の予防治療にも使用されます。1(欧州薬局方にあるとおり) アテノロールには8 つの不純物があり、そのうちの1 つ(不純物D) が遺伝毒性不純物です。このため、純度表示メソッドの感度がこの不純物の定量にとって重要になります。本アプリケーションノートでは、UV および質量分析計を用いたアテノロール不純物の定量分析法について説明します。ここで新たに開発した分析法は、既存の欧州/米国薬局方(EP/USP) メソッドよりも明らかに優れた分離能および高い感度を実現するシンプルで高速な方法です。質量分析計のパラメータを素早く最適化するためにアジレントのMassHunter Optimization ソフトウェアを使用しました。

分野 バイオ医薬品/医薬品
キーワード 1200、 RRLC、 6410、 LC/MS、LC、MassHunter 
掲載年月 2010/07
ページ数 8ページ (PDFファイルサイズ 514kB)

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