Routine Cloning Competent Cell Pack
掲載の製品はすべて試験研究用です。診断目的にご利用いただくことはできません。
Routine Cloning Competent Cell Packには、実験効率を改善する3種類の菌株が含まれています。1つのパックで3種類の大腸菌株を試すことが可能で、時間とコストを大幅に削減します。
真核生物のゲノムDNAは高度にメチル化されており、そのメチル化のパターンは組織や発生段階などにより様々です。また、方向性を持たせたcDNAを合成する際、内部の制限酵素サイトがその後のプロセスで切断されないように、メチル化を入れてcDNAを合成することで保護する場合もあります。クローニングされるDNAがE. coli ホストと異なるパターンでメチル化されていると、E. coli ホストの制限システムによって切断され、発現量が著しく偏ることになります。
アジレント(旧ストラタジーン)のXL2-Blue MRF' Ultracompetent Cellsは、E. coli K12の既知の制限システムをほとんど欠失しており、真核生物由来のゲノムDNAやメチル化されたDNAを効率よくクローニングすることが可能です。またその結果として、構築されたライブラリーのサイズや多様性も向上します。
SoloPack Gold Competent Cellsは、XL10-Goldと同じ遺伝子型の菌株が使いやすい少量に分注されており、全ての実験を1本のチューブで完結することができます。また、トランスフォーメーションにβ-メルカプトエタノールが不要で、プロトコルが簡素化されています。さらに、増殖が速く大きなコロニーを形成するので選別が容易です。
XL2-Blue Ultracompetent Cellsは、プラスミド、ラムダファージのどちらのベクターのホストとしても使用可能で、形質転換効率が5X109以上と、ケミカル・タイプのコンピテント・セルの中では最も高くなっています。青白スクリーニングや、高品質のプラスミドDNAの回収が可能で、幅広い用途に使用可能な菌株です。
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