Cary 60 UV-Vis 拡散反射アクセサリ

UV-Vis & UV-Vis-NIR

Cary 60 UV-Vis 拡散反射アクセサリ

Agilent Cary 60 UV-Vis 拡散反射アクセサリ(DRA)は、さまざまな光散乱サンプルまたは拡散サンプルの透過特性および反射特性を分析するための汎用的なアクセサリです。DRA は、集光効率を大幅に向上させる PTFE 積分球を使用しているため、散乱サンプルの正確な分析に最適です。多数の製品の色と光沢特性を測定する Cary 60 UV-Vis 分光光度計の能力を拡張し、化粧品、電池材料、食品、梱包材など、幅広い業界にわたり一貫性を確保します。

Cary 60 UV-Vis のサンプルコンパートメント内にシームレスに装着できるように設計されているため、セットアップが 5 分未満で完了します。DRA は、UV-Vis ビームの反射および透過ポートと独自の検出器を備えています。

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特長

  • 最適化された集光:積分球により、透過と反射の両方でサンプルから収集される光の量を最大化し、測定の精度と信頼性を向上
  • 散乱固体および液体サンプルの分析を強化:Cary 60 UV-Vis DRA は、光を散乱または拡散させるサンプルを効率的に分析できるように設計されており、より幅広い範囲の材料を正確に研究可能
  • 5 分以内の迅速なセットアップ:迅速に設置できるように設計されているため、システムを 5 分未満でセットアップして、即座の測定開始が可能
  • 汎用的な測定に対応する反射および透過ポート:反射および透過測定の専用ポートが備えられており、多様な分析ニーズやサンプルタイプに対応
  • Agilent Color Software との統合システム互換性:システムが Agilent Color Software とシームレスに統合され、サンプルの分析および品質保証用の高度なツールを提供
  • 混濁サンプルや不透明なサンプルの正確な透過率測定:積分球設計により、すべての透過光を取り込んで散乱損失を克服し、正確な分析を実現
  • 鏡面反射と拡散反射の両方を測定:DRA を取り付けた Cary 60 UV-Vis を用いて、固体、粉末、液体からの鏡面反射や光沢のない表面からの反射を分析することで、包括的な表面特性解析が可能

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仕様

  • 機器の互換性 Cary 60

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機能および原理

  • 拡散または散乱するサンプルの測定

    Cary 60 UV-Vis DRA は、混濁物質、反射性物質、ほぼ不透明な物質の反射率と透過率の測定を強化するように設計されています。分光光度計の標準的なサンプルコンパートメントと直接交換でき、散乱して放射された光を収集し、統合されたシグナルを機器の検出器に送信します。
  • 拡散反射率、鏡面反射率、全反射率の測定

    反射率測定を行う際には、サンプルを DRA の反射ポートに取り付け、拡散反射光を効率的に収集します。DRA を使用すると、反射光の鏡面成分を除外する(0 °)ことも、含める(8 °)こともでき、拡散のみの反射率や全反射率の測定を柔軟に選択できます。
  • 鏡面および全透過率測定

    透過率測定では、サンプルを DRA の透過ポートに取り付け、反射ポートを閉じます。この構成により、標準的な手法では分析が困難なことが多い混濁サンプル、半透明サンプル、ほぼ不透明なサンプルの分光分析が可能になります。

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サポート情報/商品

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