レーザーオートフォーカス、イメージベース(ソフトウェアベース)オートフォーカスという 2 つの方法は顕微鏡で広く使用されているオートフォーカスです。Agilent BioTek の特許取得済みのレーザーオートフォーカスメソッドは、Agilent BioTek Lionheart 全自動顕微鏡と Agilent BioTek Cytation 細胞イメージングリーダーに搭載されており、次のような重要な利点を提供します。

スピード:  レーザーはウェルごとに 1 回照射され、イメージベースのオートフォーカスによる複数の画像撮影よりも高速です。レーザーオートフォーカスは暗い蛍光色素分子や透過光イメージングにもうまく対応します。
再現性:  レーザーフォーカスはウェル底に対して行われるため、ウェル内の細片による影響を受けにくくなります。 長期的なカイネティクスアッセイにおいて非常に高い精度を得られます。
光毒性と光退色の抑制:  レーザーはウェルごとに 1 回のみ照射され、光源の焦点が非常に小さく絞られているため、光毒性と光退色を最小限に抑えることができます。レーザーオートフォーカスはライブセルアッセイや退色しやすい蛍光色素分子に最適です。


Lionheart FX と Cytation ではイメージベースオートフォーカスとレーザーオートフォーカスの両方を利用でき、さらなる利点として、撮影対象の生物に応じて最適なオートフォーカスメソッドをお選びいただけます。オートフォーカス機能はウェル内の単層の細胞や細胞遊走に使用できます。

レーザーオートフォーカスは、すべてのコンポーネントが 1 つのキューブ(右参照)に組み込まれたデザインとなっており、新しい機器やお使いの機器の LED やフィルターキューブのスライダーに簡単に取り付けることができます。3 つの蛍光チャネルと 1 つの明視野チャネルをイメージングに利用でき、レーザーオートフォーカスのオプションを取り付けた場合でも使用可能です。