BioTek Synergy H1 マルチモードリーダー

マイクロプレートリーダー

BioTek Synergy H1 マルチモードリーダー

BioTek Synergy H1 は、モノクロメータベースの光学系とフィルタベースの光学系を備えたモジュール式のマルチモードマイクロプレートリーダーです。特許取得済みのハイブリッドテクノロジーにより、幅広いアプリケーションで高い柔軟性と感度を得られます。モジュール式のプラットフォームであるため、ラボのワークフローの変更に合わせてアップグレードし、機能を拡張できます。

Synergy H1 は、蛍光測定の励起及び蛍光波長選択用の、連続可変バンドパスモノクロメータを提供しています。蛍光帯域幅を 9~50 nm の範囲で 1 nm 単位で設定できるため、リーダー設定を全面的に最適化し、固定帯域幅システムよりも格段に優れたアッセイ性能を実現できます。

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特長

  • 特許取得済みのモノクロメーターおよびフィルター光学系の組み合わせを活用した、柔軟性と性能が高いハイブリッドプレートリーダーです。高度なプレートリーダーにより、あらゆるマイクロプレートアッセイに必要な性能と柔軟な検出機能を実現します。
  • モジュール式設計のため、ラボのワークフローの進化に合わせて検出モード、ガス制御、デュアル試薬インジェクターを追加でき、将来的なアプリケーションやワークフローに合わせてアップグレードできます。拡張可能な設計によって長期的に使用できるため、ラボが安心して導入できるシステムです。
  • 4 重モノクロメーター光学系は波長幅可変であり、感度と特異性が優れています。波長幅は 9~50 nm の範囲で 1 nm 単位で設定できるため、感度や特異性が向上し、アッセイ性能が上がります。
  • 高さ自動調整機能により、あらゆる種類のプレートや微量サンプルで優れた性能を発揮します。高さ自動調整機能により測定の高さを調整し、アッセイの測定性能とデータ品質を上げることができます。
  • ダイナミックレンジの拡張により、7 桁 log の測定範囲で信号を検出できます。範囲の拡張により、検出下限が低い測定では高感度を実現し、検出下限が高い測定ではシグナルの飽和を防ぐことができるため、幅広いアッセイ範囲で分析結果を得ることができます。
  • 細胞ベースのアッセイの環境制御では、70 ℃までの温度制御、CO2/O2 制御、濃度制御、および振とうが可能です。一貫した環境は生細胞アッセイに最適であり、長期間のカイネティクスアッセイでデータの一貫性を確保できます。
  • 特殊なチップの付いたデュアルシリンジインジェクターを備えているため、定期的なチューブ交換が不要です。2 種類のチップを柔軟に使用できます。ストレートチップは激しい懸濁や迅速な分注/測定が必要なアッセイに、アングルチップは細胞層を破壊しないことが必要なアッセイに適しています。
  • Take3 プレートによる微量分析では、最大 16~48 種類のサンプルを 1 回の分析で測定できるため、一度に 1 種類しか分析できないデバイスよりも分析時間が短くなります。Gen5 ソフトウェアでは ssDNA、dsDNA、RNA、タンパク質の定量用のプロトコルをカスタマイズして、すぐに設定できます。

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仕様

  • 自動化の互換性
    • BioSpa
    • BioStack
    • サードパーティ
    環境制御
    • 4-Zone 45 ℃までのインキュベーション
    • 結露防止
    • CO2、O2 制御
    • 4-Zone Incubation to 70 ºC
    フィルター検出モード
    • 蛍光強度
    • 蛍光偏光
    • BRET
    • 発光
    • 時間分解蛍光
    • TR-FRET
    • UV-Vis 吸光
    イメージャー/リーダーのオプション
    • 試薬インジェクター
    機器コントロール
    • コンピュータソフトウェア
    モノクロメーター検出モード
    • UV-Vis 吸光
    • 蛍光強度(波長幅可変)
    振とう
    • 8 の字
    • 直線
    対応ラボウェア
    • 6~384 ウェルプレート
    • Take3/Take3 Trio

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用途

  • 柔軟性とパフォーマンスに優れたハイブリットプレートリーダーSynergy H1 は特許取得済みであるモノクロメータとフィルタの組み合わせにより、さまざまなマイクロプレートアッセイに必要な柔軟性とパフォーマンスの両方を提供する高度なプレートリーダーです。モノクロメータ:波長幅可変、UV-Vis 吸光度測定、蛍光測定、発光測定。フィルタ:蛍光偏光、時間分解蛍光。
  • アップグレードで将来のアプリケーションニーズに対応Synergy H1 のアップグレード可能なモジュールデザインは、導入時に必要な仕様で導入し、必要に応じて検出系の追加・ガスコントローラー・デュアルインジェクターなどを後から追加できます。
  • 検出器の高さ自動調整機能:すべてのプレートでベストパフォーマンスを実現高さ自動調整機能なし:液量の少ないアッセイで測定値に影響を及ぼします。高さ自動調整機能あり:あらゆるプレートタイプ、液量においてベストパフォーマンスを提供するために、フォーカス位置を自動調整できます。

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アプリケーション

  • Spheroid のための自動化された穏やかな培地交換特許出願中の Automated Media Exchange(AMX)モジュールは、ペリスタルティックポンプにより、2 次元および 3 次元細胞構造(Spheroid、Tumoroid)を破壊することなく、ウェルから培地を穏やかに追加したり取り除いたりできます。また、Spheroid や浮遊細胞を洗浄するのにも役立ちます。
  • 個々のウェルに対しマッピングされた分注RAD 分注のためにカスタム .CSV ファイルをインポートします。ユニークな RAD 技術が、個々のウェルに対しカスタムマッピングされた分注を実現し、濃度ノーマライズアッセイなどの多数のアプリケーションを促進します。
  • 細胞にやさしい角度をつけた分注や洗浄チューブ高感度のセルベースアッセイに対し、MultiFlo FX 分注マニホールドおよび洗浄マニホールドの分注チップは角度がついているため、ウェルの内壁に穏やかに試薬を分注できます。複数の手順からなる操作でも、細胞層がそのままの状態で維持されます。

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テクノロジー

  • 感度と特異性を向上させる波長幅可変機能
  • Synergy H1 は特許取得済みのモノクロメーターおよびフィルターの組み合わせにより、ラボのさまざまなマイクロプレートアッセイに必要な柔軟性と性能の両方を提供する高度なプレートリーダーです。モノクロメーター:波長幅可変、吸光、蛍光、発光フィルター:蛍光偏光、時間分解蛍光。
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