高温分析に最適なGCカラムのご紹介

高温でも真価を発揮できる
GC カラム

Agilent J&W 高温分析用 GC カラム

CrossLab の専門家

最新の研究で実証された 400 °C の高温に
長時間耐えられる GC カラム

従来の GC カラムは、ポリイミド外層コーティングされたフューズドシリカ製です。大半のアプリケーションに適していますが、温度が 360 ℃ を超えると、このコーティングが劣化し、カラムの物理的強度が低下して、キャピラリがもろくなり、壊れやすくなります。

Agilent J&W 高温分析用 GC カラムは、400 ℃ まで耐えられる高温用ポリイミドを使用しています。堅牢性に高度な表面の不活性化が加わり、カラムの寿命とピーク形状が向上します。さらに、固定相の結合が強化され、高温でも低ブリード性能を発揮します。

使用温度が 400 ℃ を超えるアプリケーションにも対応

400 ℃ を超えるアプリケーションについては、金属 GC カラムが、フューズドシリカチューブより優れた耐久性と堅牢性をもたらします。Agilent J&W UltiMetal および DB-ProSteel GC カラムは、過酷な条件下でも長持ちします。

ポリイミド剥離

高温への耐性が最も強いカラムを比較試験で実証

この研究では、Agilent 高温 GC カラムを他社製のカラムと比較しました。
結果は次のとおりです。

熱安定性と効率はカラムによって異なる

Agilent J&W DB-5ht GC カラムは、最高 400 °C という広い温度範囲に対応します。そのため、フューズドシリカチューブと相を長時間にわたって安全に使用できます。

図 1

Agilent J&W DB-5ht カラムと他社製 -5ht カラムの比較 (400 °C)

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Agilent 高温分析用 GC カラムは長寿命

トリデカンに対する Agilent J&W DB-5ht カラムの 1 メートルあたりの段数は常に安定しており、40 時間後の減少もごくわずかです。この結果によって、他社製カラムよりも高い効率と長い寿命が裏付けられました。

図 2

30 m の Agilent J&W DB-5ht カラムと他社製 -5ht カラムの 1 メートルあたりの段数の比較 (400 °C)

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フューズドシリカカラムよりも耐熱性に優れた金属カラム

Agilent UltiMetal および DB-ProSteel 不活性化ステンレス製カラムは内面が平らで、400 °C 以上で使用するアプリケーションにおいて安定した分析が可能です。フューズドシリカカラムと同一の相で利用できます。

図 3

Agilent J&W VF-5ht フューズドシリカカラムと UltiMetal 不活性化ステンレス製 GC カラムの比較

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高温条件が必ずしもカラムの高ブリードにつながるわけではありません。

図 4

オーブンの最高温度 430 ℃ において、Agilent DB-HT SimDis カラムは、他社製金属カラムと比較して、極めて低いブリードを示しました。

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お客様の声: Triton Analytics Corporation

Triton Analytics Corporation の社長である Dan Villalanti 博士が、高温疑似蒸留 (HTSD)、炭化水素の正確な構造決定 (NOISE)、炭化水素分析メソッドに関する知見を紹介します。

00:04:00 / 19-Jul-2017

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