新モデル Agilent J&W HP-INNOWax および CP-Wax 52 CB GC カラム　登場

SHARPEN YOUR POLAR PEAK SHAPE

分析困難な極性化合物を高い信頼性で分析

極性サンプルの高い活性と複雑化に伴い、規制機関が求める検出下限は引き下げられています。GC 流路の活性によって引き起こされる吸着は、もはや許されないものになっています。この課題を解決するために生み出されたのが Agilent J&W ウルトライナート GC カラムファミリです。一貫したカラムの不活性度ときわめて低いカラムブリードを実現し、新たな業界基準を打ち立てました。

その製造に用いられてきた革新的な製造プロセスを、Agilent J&W HP-INNOWax および CP-Wax 52 CB GC カラムにも適用しました。これにより、以下のような利点がもたらされます。

  • 活性の高い極性化合物に対して優れたピーク形状を実現
  • カラムの上限温度までの温度サイクルを繰り返しても、優れた不活性度を長期に渡って維持
  • 高い不活性化レベルによる確実なカラム間再現性とより安定したリテンションタイムを実現
  • シームレスなアップグレード: 選択性、理論段数、リテンションインデックスなど、重要となる性能パラメータは従来のカラムと変わらないため、最小限のメソッドの再バリデーションで移行可能

サンプルに接触するあらゆる表面の不活性化は、イナートフローパス技術をリードしてきたアジレントだからこそできることです。アジレントのソリューションなら、現代の分析に求められる低レベルの化合物の検出も可能です。

Inertness Performance:
Agilent vs. the Competition

comparison charts

オンデマンドウェビナー

生産性を高める: GC システムの最適化 (Make Productivity Happen: Optimizing Your GC System)

以下の内容をご覧になれます。

  • GC分析に適した部品と消耗品の選択
  • ADM フローメータによるシステムのトラブルシューティング
  • 標準カラムからアジレントの高速高分離カラムへのメソッド移管による分析時間の短縮

GC カラムカタログ

極性化合物をより確実に分析する方法をご覧いただけます。どちらのカタログにも、優れた不活性度と安定したリテンションタイムを実証する評価データが掲載されています。

テクニカルノート

新モデル HP-INNOWax および CP-Wax 52 CB カラムと他社製 Wax カラムの不活性度を比較した 分析結果をご確認いただけます。

documents 詳細はこちら

DB-Wax UI カラム: 極性化合物の微量分析に最適

Durabond ポリエチレングリコール固定相を採用した Agilent J&W DB-WAX ウルトライナート GC カラムは、きわめて優れた不活性度を備え、市販されているどの WAX カラムよりも高い感度を実現します。

これらの革新的なカラムなら、左右対称のピーク形状と安定したリテンションタイムが確実に得られます。また、品質管理時に実施されるアジレント独自の不活性度試験により、分析困難な極性化合物に対する完全な不活性性能が納入時に確保されています。

しかも、Agilent J&W DB-WAX UI カラムは、従来の Agilent J&W DB-WAX GC カラムと同等の選択性を備えているため、最小限のバリデーションでウルトライナートの性能を持つカラムへと簡単にアップグレードできます。

詳細はこちら

本製品は一般的な実験用途での使用を想定しており、医薬品医療機器等法に基づく登録を行っておりません。

Inertness Performance: Agilent vs. the Competition

FID analysis of Agilent Wax Ultra Inert test mixture:
Improved Agilent J&W HP-INNOWax column

FID analysis of Agilent Wax Ultra Inert test mixture:
Improved Agilent J&W CP-Wax 52 CB column

どちらの例でも、新モデル Agilent J&W カラムの優れた不活性度は、長時間の高温加熱後も変わりませんでした。これに対し、他社製カラムは、250 °C での耐久性試験中に不活性度が急速に低下しました。