データ完全性への対策:Secure Workstation for OpenLAB CDS ChemStation Edition

データ完全性への対策

Secure Workstation for OpenLAB CDS ChemStation Edition の特徴

Secure Workstation for OpenLAB CDS ChemStation Edition は、アジレントの OpenLAB CDS ChemStation と OpenLAB Data Store データベースを統合した Workstation です。OpenLAB CDS ChemStation とコントロール対象のクロマトグラフと操作性は同じでありながら、データ完全性を確保し、規制に対応することができます。
シングル四重極の LC/MS と CE/MS は 1 台まで、GC、LC、CE は最大で 2 台まで接続できます。
Secure Workstation for OpenLAB CDS ChemStation Edition は、小規模 1 台、2 台程度のクロマトグラフについての完全性対応をリーズナブルに実現します。

ユーザーの管理と権限の設定

  • ユーザーの管理と権限の設定

    ユーザーログイン、ログインパスワードのポリシー設定など、ユーザーごとに ChemStation の機能を制限するよう設定できるようになりました。また、ChemStation のデータ採取や解析操作の権限もユーザーごとに設定できます。

監査証跡

  • 監査証跡

    Secure Workstation for OpenLAB CDS ChemStation Edition では、結果データ ( 結果セット ) の変更の監査証跡があります。また、マスターメソッド、シーケンステンプレート、レポートファイルにも監査証跡を搭載し、履歴を追跡することができます。

データベースによる結果データ完全性管理とリビジョン管理

  • データベースによる結果データ完全性管理とリビジョン管理

    データの解析操作で結果データを上書きせず、リビジョンを管理します。データを呼び出す際に過去の結果をロードし、確認することができます。レポートでも結果のリビジョンを掲載でき、過去の結果もスムーズに確認することができます。

電子署名

  • 電子署名

    データセキュリティおよびデータ完全性機能に加えて、Secure WorkStation for OpenLAB CDS ChemStation Edition には、米国 FDA 21 CFR Part 11 および欧州 Annex 11 規制要件の遵守を円滑にするための電子署名機能も搭載しています。