食品中残留農薬分析用 
Agilent MRM Screening キット

GC/MS アプリケーションソリューション

食品中残留農薬分析用
Agilent MRM Screening キット

低コストで食品中残留農薬の有無を迅速に判定

食品中の残留農薬を規制するいわゆる「ポジティブリスト制」が施行されて以来、多くの農薬が規制されており、多成分一斉分析が行われています。
農薬は化学的な性質が様々で、また食品試料も様々なマトリクスが存在しており、微量に存在する多種の農薬成分を精度よく測定するには、サンプルの適切な前処理、クロマトグラフィーによる分離、MS/MSによる高選択・高感度検出が不可欠となっております。

多成分一斉分析測定では、各農薬成分の保持時間の安定性が重要です。保持時間であるリテンションタイムが、メンテナンス等で変わってしまった場合、リテンションタイムロッキングなどの手法で素早く補正できることが必要です。

アジレントの新しい食品中残留農薬用 MRM Screening キットは、Agilent 7000 シリーズ トリプル四重極 GC/MS システムを用いた食品中の残留農薬分析です。MassHunter ソフトウェアの MRM 支援ソフトウェアにより、食品試料中の農薬の有無を実用的なレベルで迅速判定することができ、ラボのオペレーションコストを大幅に削減することができます。

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特長

  • 各種前処理法に対応(公定法や QuEChERS などの迅速法など)
  • 一般的に GC/MS で測定される、日本国内で入手可能な420種類の農薬の MRM データベースを収録。MRM による高選択性とこのデータベースを組み合わせることで、標品をそろえなくても高感度・網羅的な農薬のスクリーニングが可能に。
  • スクリーニング結果の精度を確保するために、サロゲート補正、疑似マトリクス、リテンションタイムロッキングを測定手法として採用し、不活性化処理をした GC注入口部品、カラムをキットにパッケージ化。
  • サービスエンジニアによるリテンションタイムロッキング作業(オプション)で、納入後のスタートアップ時間を短縮。

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