OpenLAB Intelligence Reporter - 詳細

ペーパーレスラボに一歩近付きます    

IT 標準に基づく Agilent OpenLAB Intelligence Reporter は、少量の化合物の相対保持時間、% ラベルクレーム計算 (たとえば、安定性研究の一部として)、溶解検査などの複雑な計算やテストと、QC サンプルとトレンドグラフによる安定性とシステム品質の長期的な監察を可能にする最先端のレポート作成ツールです。

Agilent OpenLAB Intelligence Reporter は、インタラクティブなレポート作成コンテンツベースの結果を提供することにより、データ確認の効率を高めます。

レポートには、データの表示された月などのレポートパラメータをユーザーが入力または選択できるフィールドを追加することができます。レポート内のトグルボタンにより、レポートの印刷バージョンの詳細を表示 / 非表示にできます。

Agilent OpenLAB Intelligence Reporter では、合格/不合格基準を使用して自動的に異常値にフラグが付けられるため、レポートの確認が容易になります。

レポートは相互確認することができます: トグルボタンにより、概要を表示するレポートと、必要な場合にのみ詳細を確認できるレポートを生成できます。これらの対話型レポートによってレポートを確認するスピードが上がるため、時間と費用を節約できます。

OpenLAB Intelligence Reporter は、ラボのワークフローと密接に結びついています。ユーザーは、クロマトグラフィワークステーションでレポートを直接作成できます。

また、強力なクリエーベースのレポート作成により、ユーザーは、OpenLAB Intelligence Reporterの データベースに格納されているクロマトグラフィデータの任意の情報 (サンプル名、タイプなど) に基づいて検索条件を定義できます。

Agilent Intelligence Reporter は、標準インターフェイスおよび公開、サポートされているデータベースビューをベースにしています。これにより、IT ユーザーは、サードパーティのレポート作成システム (Crystal Reports® など) に簡単に接続したり、他の IT 関連目的で Agilent OpenLAB Intelligence Reporter データベースを使用したりできます。

レポートテンプレートは Microsoft のレポート定義言語に基づき、レポート作成では Microsoft SQL Server Reporting Services を使用しています。

レポートテンプレートの作成は、Microsoft® Business Intelligence Studio で行います。これにより、複雑なテンプレートでも簡単に作成できます。

OpenLAB Intelligence Reporter は、Oracle データベースと Microsoft SQL Server レポートデータベースをサポートしています。


OpenLAB Intelligence Reporter の主要機能は次のとおりです。

• 検索ベースのレポートコンテンツの選択 (個々のシーケンスと複数のシーケンス)

• カスタム計算 (サマリ計算、統計情報、複合テストなど)

• 主要結果の視覚化 (トレンドチャートなど) による信頼性の高い情報

• 判定基準の結果の表示 (異常値のフラグ、合格/不合格基準による結果の自動ソートなど)

• レポート内の情報を表示/非表示するためのレポート作成の一部である対話型レポートの要素

 

スクリーンキャプチャ:


複雑な計算とコンテンツベースの結果の表示
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対話型レポート作成: ユーザーは、
レポートにすぐにレポートパラメータを
入力または選択できます。
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対話型レポート作成: レポートは概要を提供し、
ユーザーは必要に応じて詳細を確認できます。
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使いやすさ: ChemStation からレポートを
直接起動します。
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