Pub.No. TI 16B2G1-085
ビタミンD3 は肝油から発見されたビタミンD 類の一種で、ビタミンD2 であるカルシフェロールの二重結合が還元さた化合物です。一般的には卵黄やバター等に多く存在し、ビタミンD3 が不足するとクル病になることから抗クル病ビタミンとして知られています。従来ビタミンD 群は食品の栄養学的な研究が多く、食品中には大量に存在するため、微量分析は必要ありませんでした。しかし、生体中でビタミンD3 が代謝され、その代謝物の一種が骨粗鬆症に有効であることから、ビタミンD3 の微量分析やその代謝研究が注目されています。そこで今回はLC/MS によるビタミンD3 の分析法の検討を行いました。
●分野 | : | 製薬/バイオ医薬品 |
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●キーワード | : | 誘導体化、LC、ESI、ビタミンD、LC/MS、TI 16B2G1-085 |
●掲載年月 | : | 2001/11 |
●ページ数 | : | 2ページ (PDFファイルサイズ 34kB) |