Q-RAI 法を用いたAgilent 6546 LC/Q-TOF による薬物スクリーニング法

Pub.No. LC-MS-202006TK-001

Q-RAI 法を用いたAgilent 6546 LC/Q-TOF による薬物スクリーニング法

本アプリケーションノートでは，Q-RAI (Quadrupole Resolved All Ions)法を用いた四重極飛行時間型 LC/MS (LC/QTOF) による薬物分析について紹介します。Q-RAI 法とは従来のデータ依存型 MS/MS 法と異なりデータ非依存型 MS/MS 法です。この手法の特徴は検出されたイオンの網羅的な MS/MS 測定が可能な事です。しかし，従来のデータ非依存型 MS/MS 法である All Ions 法は四重極でイオンを選択しない事から，測定される MS/MS スペクトルの特異性が低い問題点がありました。一方，Q-RAI 法は四重極でイオンを任意の質量範囲で絞りこみながら測定が可能な事から測定される MS/MS スペクトルの特異性を高くする事が可能です。そこで生体試料中薬物分析に Q-RAI 法を用いたAgilent 6546 LC/QTOF によるスクリーニング法を検討しました。

分野	法医学、バイオ医薬品/医薬品
キーワード	LC/Q-TOF、6546、Q-RAI、薬物分析、データ非依存型MS/MS法、1290
掲載年月	2020/06
ページ数	5ページ （PDFファイルサイズ 980kB）

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