短鎖塩素化パラフィン類の分析

Pub.No. LC-MS-202005TK-003

Agilent 6546 LC/Q-TOFを用いた短鎖塩素化パラフィン類の分析

塩素化パラフィン類は直鎖アルカンが複数の位置で塩素が置換されている化合物であり,難燃剤・プラスチック・ゴム・塗接着剤・金属加工潤滑剤・冷却剤などの製造に使用されています。特に炭素数が 10 から 13 の短鎖塩素化パラフィン (SCCPs) はその毒性・蓄積性から平成 30 年に化審法第一種特定化合物に指定され,製造・使用は禁止されています。しかし,中鎖塩素化パラフィン (MCCPs) は現在でも多く使用され,MCCPs 中の不純物として存在する SCCPs の環境中での分析が不可欠です。SCCPs は低分解能質量分析計では鎖長の異なる同族体による質量干渉があることから測定が困難とされています。そこで高分解能質量分析計である LC/Q-TOF を用いて SCCPs の分析法を検討しました。

分野 環境
キーワード 短鎖塩素化パラフィン(SCCPs)、Agilent 6546 LC/Q-TOF、Dual AJS 
掲載年月 2020/05
ページ数 4ページ (PDFファイルサイズ 1.04MB)

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