劣化した天然ゴムの臭気成分の差異解析

Pub.No. GC-MS-201810KG-001

SPME-GC/MSと多変量解析による劣化した天然ゴムの臭気成分の差異解析

近年、材料や化成品業界において、製品からの異臭が原因となるトラブルが、解決すべき喫緊の課題と捉えられ、その対策として臭気の原因となる化合物を迅速かつ正確に絞り込むことが要求されています。GC/MSによる定性分析で一般的に用いられる NIST MS ライブラリでは、あらゆる臭気成分がカバーされている訳ではないため、その解析結果から成分を絞り込むのはかなり困難です。アジレントの 「GC/MS 用異臭分析データベース」 は臭気化合物に特化して収載した MS スペクトルライブラリです。本アプリケーションノートでは劣化した天然ゴムを試料として、複雑なマトリックス中においても高感度に化合物の検出が可能な SPME - GC/MS と上記データベースを用いた異臭原因化合物の絞り込みを目的とし検討を行いました。

分野 材料試験・研究
キーワード SPME、材料、異臭、MPP、主成分分析、階層型クラスター分析、統計解析 
掲載年月 2018/10
ページ数 6ページ (PDFファイルサイズ 2.11MB)

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