ASTM D8591-24 の手法の拡張

Pub.No. 5994-9194JAJP

Agilent UltiMetal 熱脱着チューブを用いた揮発性および半揮発性 PFAS の TD-GC/MS/MS 分析

揮発性/半揮発性の中性のペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物は、重要な種類の空気中汚染物質としての認識が高まっており、特に室内環境における人体曝露の重要経路となっています。これらの化合物を正確に測定するには、化合物の揮発性、残留性、ラボのバックグラウンド汚染に対する感受性に対処できるサンプリングおよび分析方法が必要です。本研究では、Agilent UltiMetal PFAS 熱脱着チューブを使用して ASTM D8591-24 を評価し、Markes TD100-xr 熱脱着装置、Agilent 8890 ガスクロマトグラフィーシステム、Agilent 7000E トリプル四重極質量分析計で分析しました。ASTM D8591-24 で指定されている 4 種類のフルオロテロマーアルコールのほか、メソッドを拡張してフッ素化アクリレート、ペルフルオロアルキルスルホンアミド、スルホンアミドエタノールを追加しました。クロマトグラフィー分離には Agilent J&W DB-WAX ウルトライナート(UI)カラムを使用しました。また、化合物固有のマルチプルリアクションモニタリングトランジションを使用して、部分的に共溶出する分析対象物を選択的に定量できました。オンチューブ、5 ng でのフルオロテロマーアルコールの日内および日間再現性は、Agilent UltiMetal PFAS 熱脱着チューブで 6 % 未満の相対標準偏差を示しました。5 ポイント検量線は、すべてのターゲット化合物で ASTM 性能基準を満たしました。オンチューブ、250 pg でのターゲット化合物の精度は 3 ~ 11 % でした。ターゲット化合物の機器検出下限は 13 ~ 39 pg でした。これは微量分析に適していることを示しています。これらの結果は、Agilent UltiMetal PFAS 熱脱着チューブと TD-GC/MS/MS を組み合わせることで、空気中の揮発性/半揮発性 PFAS を確実かつ広範囲で検出できることを示しています。

分野 環境
キーワード PFAS分析、 熱脱着、 TD-GC/MS/MS、 空気測定、 ASTM D8591 
掲載年月 2026-06
ページ数 13ページ (PDFファイルサイズ 524kB)

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