Pub.No. 5994-9156JAJP
本検討では、残留農薬分析の前処理短縮を目的として、アセトニトリル(ACN)を溶媒置換せずにGC-MS/MS へ直接注入する手法の有用性を評価しました。水素キャリアガス条件下で中極性カラムDB-35ms UI を用いた結果、溶出時間の早い成分に対する ACN の影響は低減され、良好な直線性・再現性・回収率が得られました。従来法と同等の性能を示すとともに、BHC や DDT 類では異性体の溶出順の違いが確認され、擬陽性確認への応用可能性も示唆されました。以上より、ACN 直接注入法は効率的な一斉分析手法の一つとして有用であると考えられます。
| 分野 | 食品および飲料検査 |
|---|---|
| キーワード | 残留農薬分析; GC‑MS/MS; アセトニトリル直接注入; 前処理簡略化; DB‑35ms UI |
| 掲載年月 | 2026/06 |
| ページ数 | 5ページ (PDFファイルサイズ 1.75MB) |